*開湯千年の温泉郷にて。湯と食べるバラと*あつみ温泉かしわや旅館 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

*開湯千年の温泉郷にて。湯と食べるバラと*あつみ温泉かしわや旅館 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

各種メディアご担当者様

お問い合わせ・ご依頼はこちら

特徴で選ぶ

あつ湯 ブログ 山形県 日帰り温泉 硫酸塩泉 美人の湯

*開湯千年の温泉郷にて。湯と食べるバラと*あつみ温泉かしわや旅館

開湯千年以上の歴史を誇る”あつみ温泉”

地名とか見ても温海と漢字だけど
温泉名としてはひらがな表記になっています。

山形県鶴岡市でも新潟寄りの温泉地。

車で少し走ると海はすぐそば。

温泉街の真ん中は温海川が流れ
山に囲まれていて。

どこか長閑な雰囲気でほっこりする温泉郷という印象なんですよね。

実はかれこれ久しぶりのあつみ温泉。

湯煙ムンムンでぼやぼやしたpicしかないし
久しぶりに下の湯とか、共同浴場に行きたいなあと思って向かったものの、

…そうコロナ禍。

やっぱり、か。

共同浴場は下の湯、正面湯、湯之里公衆浴場とあって
アンティークというかどこかノスタルジックな雰囲気の浴場が素敵なところ。

再訪したかったけど

「外来お断り」の張り紙。

ですよね。。。

仕方ない。アフターコロナで落ち着いたらまた再訪するとしましょう。

でもせっかくだから1つでも立ち寄りしていきたいなぁと思って
「かしわや」へ問い合わせをしたら受け入れてくれるとのこと。

うぅ ありがたいなあ。

足早にかしわやへ向かいました。

 

かしわやは創業380年の老舗旅館。

木造3階建て。

中に入ると、廊下も階段もものすごくピカピカに磨かれているからか
古さより眩しいくらい明るい印象を持ちました。

 

温泉は男女別内湯があるのみ。

さりげない”ごゆっくりしてくださいね”との言葉も
今はコロナ禍もあって文字にしてあったけど、
こういう言葉、染みるなあ。

ありがたく浸からせていただきます〜

脱衣所、

ふと見ると注意事項やあつみ温泉について書かれたものがいくつか。

芒硝だ〜〜と強く実感する湯は
相当アチチ湯。

かなりアチチ湯だったけど
加水はしたくなかったので湯もみ&湯かけをたっぷり。

頑張って覚ましたり、
かけ湯でからだに湯を慣れさせました。

 

 

タイル張りの浴室内。

このご時世柄、すでに窓が開いています。

 

慣れて湯に入ると
芒硝特有のキリリ、ピリピリとした感がしっかり感られたけど
お肌にものすごく馴染む感覚の湯。

無色透明の湯は
特に湯尻あたりで湯の花がちらほら見えました。

ツルツルすべすべの浴感。

じっとゆっくり湯に浸かっていると
塩のベールがお肌だけではなく全身もふんわりと包んでくれる感じがして。

心地よいな、と。

じわじわハマってくる感じの湯です。

 

4人くらいサイズの湯船。

湯はフレッシュ。湯が本当に最高。

 

しぼんで弾力を失った肌に喝を入れて、
湯上り後はしっとり弾力もアップできたかな、と思えたのでした。

 

若旦那と少しお話させていただいたけど
ものすごく地元、お宿を大切にし守っていらっしゃる熱い思い、

ぐっときたし、刺さったなあ。

 

OTAを見ても評価が高いのも納得。

海も近いから海鮮ものが並ぶ夕食もおいしいとの評判だし、
今度は泊まりでゆっくりゆったり過ごしたいな、と思ったお宿でした。

 

温泉情報

●泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉

●泉温:56.5℃

pH 7.3

加温循環ろ過消毒なし

湯上り後はローズガーデンへ

湯上り後はかしわやからすぐ、
2分くらい歩いたところにあるローズガーデンへ。

カフェで食べるバラ、ジェラートがめちゃくちゃ美しいと知り、
ぜひ実際に見て、
そして食べてみたいと思っていたのでこの機会に行きました。

いろんな種類、色があったけど一番バラっぽい色かなと思ったカシスに。

 

素晴らしい技術。

ホント、食べるバラ。

 

感動しながらいただきました。

 

バラ自体はもう少しかな、、、

6月くらいになれば見頃になるかなと思ったのでした。

住所 山形県鶴岡市湯温海甲191
tel 0235-43-2011
web
https://atsumi-kashiwaya.com
日帰り時間 要確認
料金 500円
PAGETOP
ページトップヘ