「実は自家源泉掛け流し。SPA温泉」ハレクラニ沖縄
去年7月26日。
ハワイの老舗名門5つ星ホテル”ハレクラニ”の2つ目のホテルとして
沖縄に開業した「ハレクラニ沖縄」
ハワイのハレクラニにはだいぶ前、
温泉にハマる前に行ったことがあるけど
若かりし頃ですらハワイの名門のホスピタリティに感激したなあ・・・
”天国””蘭”の印象が強く残っています。
沖縄に進出したハレクラニはどうなんだろう?
”自家源泉””掛け流し”の温泉があると聞いたら、ぜひ行きたい!と思い
ようやく機会もできたので行ってきました。
温泉好きの、温泉寄りの、温泉ブログらしくまとめようと思います。
『天国にふさわしい館』ハレクラニ。
客室は全部で360室。
スタンダードルームが6タイプで308室。
ヴィラが2タイプで5棟(こちらは全室プールと天然温泉付き)
スイートルームが6タイプ47室。
天然温泉付きのヴィラがちょっと気になるけど、
流石に1泊50万は平民のわたしには無理無理・・・
というわけでスタンダードルームでステイし
温泉をちょっとのぞいてきたのでした。
スタンダードとはいえ、やはりハレクラニ。
部屋に入ると目の前にはハレクラ二マークのプールが視界に入って。
見るとテンションが上がります。
自家源泉掛け流しのSPAプール併設温泉
一休でしばらく人気ホテル旅館ランキング1位だった
ハレクラニ沖縄。
(今はディズニーリゾートです)
自家源泉掛け流しの温泉があると聞いたから、
宿泊をぜひしてみたいと思いました。
以前は外資系ホテルが好きでいろんなホテルに興味があったけど
今は温泉がないと泊まりたいとは思えなくなってしまったので、
ハワイもだいぶご無沙汰。
ハレクラニも15年くらいぶり。
チェックインの時に温泉のことをあれこれ聞くわたしに
スタッフの方が
「うち温泉は温泉だけどオマケみたいというか・・・大したことないんです」
と仰っていたのですが、それもハレクラニ式の謙遜かと思いこむわたし。
でも行ってみてわかりました。
確かに、オマケのような存在の温泉。
というのもよくジムとかで室内プールにあるジャグジーがあるじゃないですか。
あれがハレクラニ沖縄では温泉、という扱いなのです。
だから温泉に裸で入るというわけではなく
水着着用しないと入れない温泉なのでした。
・・・なるほど。そういうことだったのか。
ご家族でプールを楽しんでからからだを温めるために使う温泉。
それを水着は着ているものの、一目散に温泉へ向かい、
泳ぎもせず温泉だけを湯浴みする人なんて、あまりおらず。
だいぶ変わった人、という見られ方をしたんだろうな。。。
4人くらいサイズの浴槽。
でもこれくらいがベストなのかも。
オーバーフローして湯が入れ替わるから状態良く入れるなぁと。
目の前には温泉分析表がしっかり掲示されています。
単純温泉だけど目の前海だし、塩化物泉寄りの湯。
(主成分はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉)
加温されているけど湯に力強さがあって。
湯につかって程なくするとじんわり汗が滲んできました。
ベタベタはなくさらりとした浴感。
出たり入ったり。
椅子で休憩をしながら温泉を楽しみました。
温泉が第一目的だったのですから、存分に湯浴みをしまくりましたよ。
内湯(と言って良いのか?)につかりながらぼんやり外を見ると、
大きな窓から見える景色が、なんだかハワイのようで。
あちらこちらで沖縄らしさより、ハワイっぽさが強いなと思いました。
ホテル特有の空間での湯浴みも、なんだか新鮮です。
普通に裸で入るところもあるのですが、
スパを利用しないと入ることができません。
ハレクラニ沖縄では温泉をこだわって使用しているようでした。
ハレクラニ沖縄のこだわり”食”
ハレクラニ沖縄のレストランは、
イノベーティブ、ステーキ&ワイン、日本料理、オールディダイニングがあります。
一番人気は外苑前にあるミシュラン2つ星”フロリレージュ”、
川手シェフが出がける「シルー」ですが、かなり人気があって。
ホテルを予約した時点で既に満席。
チェックイン時にダメ元で時間は遅くても良いからと告げて連絡待ちしたけど
ディナーは叶いませんでした。
うぅ残念。。。
なのでブランチでシルーへ。
前菜プレートと卵料理中心のメインプレートから1つセレクトだったので、
大好きなエッグベネディクトにしました。
トマトがインしてあるのは初めてで、斬新な味。
にんじんしりしりをイメージした前菜あたりが沖縄との融合だったのかな?
ここでもゆっくり時間が流れていました。
天国にふさわしい館で非日常のひととき
早めにチェックインをし
12時ギリギリにチェックアウトをする人が多数のハレクラニ沖縄。
ここ数年、温泉にハマってからはゆっくりホテル時間を過ごすこと自体が珍しくて。
だからこそこんなゆっくりの姫時間がとても新鮮でした。
たまにはいいなぁ。こういう旅も。
温泉情報
●泉質:単純温泉(敷地内自家源泉 伊武部温泉)
●泉温:35,8℃ (42℃に加温して使用)
●pH 8.1
●成分総計:0.7783g/kg