去年12月、「氷見の寒ブリが食べたい！」と、

ふと思い立って富山へ向かい氷見入りしまして。

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（ひみ浜で寒ブリを）　★★

その時に湯巡りして立ち寄った

「神代（こうじろ）温泉」

氷見市にあるけど辺鄙な場所、というか寂れたところにあって

秘湯感たっぷり。

でもそれも温泉マニア、真に温泉を愛する人たちを虜にしているんだろうな…

✔︎鄙びた温泉が好き

✔︎泉質至上主義

✔︎秘湯好き

こんな方は特にツボを刺激される温泉かもしれません。

こんにちは〜とご挨拶をして中に入ると

素敵な女将さんが受付してくださって。

「午前中に伺ったこともありまだ湯が溜まっていないかも・・・
男性の方が湯が溜まっているからそちらを使ってくださいね」と。

なので男性の浴槽を貸切で使用させていただきました。

はじめはまだ3分の２くらいしか湯船に湯が入っていなかったけど

4人くらいサイズの浴槽

10分くらい湯が黒い塩ビ管からたっぷり注がれる様ぼんやり眺めていると、
気がつけば湯が結構溜まって行きました。

新鮮な湯。うれしいな。

そしてありがたい。

鉄分が多く含んでいる、ということがよくわかる湯は足元も見えません。

金木臭と臭素臭も感じられた温泉はかなりパワフルで体力消耗します。

3分もしないうちに汗ばんできました。

黄褐色の湯が、とにかく濃厚！

ちょっとキシキシとした浴感。

よく温まる…いやそれ以上にものすごくポカポカ。

すごい濃厚で強塩泉ならではの湯だけど

かなりかなりガツンときた温泉でした。

出たり入ったりを繰り返し。

いい湯です、本当に。

レトロな浴室にバラの絵が描かれたガラスが
ノスタルジックで素敵な雰囲気を作っていて。

雰囲気と湯に酔いました。

湯がレアで貴重な温泉。

最高に素晴らしい温泉をいつまでも残って欲しいなと
しみじみ思います。

●泉質：ナトリウム-塩化物強塩泉（高張性 中性 高温泉）

●泉温：４５.２℃

●pH 7.1

●成分総計：20.344g/kg