「非の打ち所がない湯宿」乳頭温泉郷 鶴の湯温泉
秘湯ならではの雰囲気があり、
温泉が源泉かけがしでフレッシュで、
にごり湯が素晴らしくて、
しかも露天風呂も内湯もいくつかあって、
その土地ならではの郷土食がとにかく忘れられないおいしさ、
にも関わらずほとんどのお部屋が1万以下でリーズナブル・・・
ときたら、なかなか予約を取るのが難しいのだけど、
湯旅において、理想とするものすべてを叶えてくれる貴重な湯宿が、
乳頭温泉郷 鶴の湯温泉だと思っています。
この温泉との出会いは、衝撃的で。
以来、温泉を求道するように、メロメロになりました。
鶴の湯へは、日帰りも含めたら、かれこれ20回以上行っているので、
春夏秋冬、それぞれの季節の風景とともに湯浴みをしておりますが、
秋と、冬の雪見露天風呂は特にうっとりします。
混浴露天風呂と女性用の露天風呂のほか
男女別の内湯が3つと夏季限定1つ
宿泊しないと浸かることができない浴槽もあります。
白 湯:含硫黄-ナトリウム、カルシウム-塩化物、炭酸水素泉
黒 湯:ナトリウム-塩化物、炭酸水素塩泉
中ノ湯:含重曹 食塩硫化水素泉
滝の湯:含硫黄-ナトリウム-塩化物、炭酸水素泉
pH7.1 ほか
青みがかったにごり湯は、
ぷくっぷくっと足元からフレッシュな湯が湧出。
す、素晴らしすぎる。
生まれたての温泉と四季折々の景色を楽しみながらゆっくり湯を堪能できる時間は、
本当に至福のひとときで、
入っては出て
入っては出て
この繰り返しとなりました。
鶴の湯で、一番人気がある本陣の部屋。
テレビも何もなくて、ここには温泉しかないけど、
その鶴の湯で過ごす時間そのものが、とてもシアワセなのです。
食事は地元の食材をふんだんに使った郷土料理が並びます。
ここで特筆すべきはなんといっても「山の芋鍋」なのです。
山の芋だけで作られた団子ときのこがたくさん入った、田沢湖周辺の郷土食なのですが、
鶴の湯バージョンは味噌味。
五臓六腑に染み渡り、ほっとするような優しい鍋がとてもとてもおいしくて。
めんこい時代は、ランチでこの鍋を食べによく行ったくらいです。
ちなみにこの山の芋鍋はいつ行っても出てきますが、
連泊するときりたんぽ鍋が登場します。
あぁ思い出したら食べたくなっちゃった・・・
宿泊すればチェックインからアウトまでの時間は、
ひたすら温泉を楽しむことができるので、
趣や雰囲気が違う温泉をあれこれ楽しみたい方にぴったりだと思います。
私も叶えられるのならば、年に一度は行きたいなぁ・・・
温泉情報
鶴の湯温泉
・住所:秋田県仙北市田沢湖先達沢国有林50
・電話番号:0187-46-2139
・日帰り入浴時間:10時〜15時
・料金:大人500円
・宿泊料金:1泊2食8,790円〜
・公式H P:http://www.tsurunoyu.com