小国わいた温泉郷 豊礼の宿宿泊記|ホワイトブルーの絶景温泉と地獄蒸しが至高の宿
大分や熊本にはよき温泉がザクザクありすぎて
どこに行っても極上の温泉がリーズナブルに堪能できるのがシアワセで
温泉好きにとって、大分も熊本もほんと沼。
わたしも両手両足で数えられないくらい飛行機に乗ってはるばる行っているけど、
何度行っても惹きつけられる魅力で溢れていて。大好き。
大分からでも熊本からでも
阿蘇エリアの湯めぐりをするときについつい立ち寄りたくなる極上湯のうちのひとつ
わいた温泉 はげの湯温泉 豊礼の宿
ここ、希少なホワイトブルーの天然温泉が至高なんです!
温泉は見た目の美しさだけではなく、
めちゃくちゃしっとり潤う保湿化粧水みたいな温泉が、マジで尊い。
そして素泊まり専用の宿なのでリーズナブルに、
カジュアルに泊まることができるところで。
日帰り入浴も積極的に受けているし
家族風呂も24時間入れるものもあるので
地獄蒸し釜も自由に使うことができるし、
キャンピングカーで車中泊するのにもいい場所ということもあり、とても人気があります。
わたしも以前、日帰りで大浴場も家族湯も利用したことがあるし、
宿泊も10年以上前に2回宿泊したことがあったけど
気づけば宿泊はだいぶご無沙汰。
そろそろ泊まりたくなったので、久しぶりに宿泊してきました。
久しぶりに泊まったら
お部屋もきれいになり、ビジホ風になっていて。びっくり。
あ。そうそう。
わいた温泉は周辺の温泉もものすごく素敵なところが多くて。
ここもオススメですよ〜
豊礼の宿の特徴
♨️全国でも数少ないホワイトブルーの湯がウリで、魅力的
♨️素泊まり専用でリーズナブル、カジュアルに泊まれる
♨️地獄蒸し釜を自由に使うことができて、自炊が楽しい
チェックイン
前の日も熊本の温泉宿に桜目当てで泊まっていて。
阿蘇エリアにはいたものの
桜を追っかけての湯旅計画だったので
日中は平山温泉界隈から原鶴方面に行ったり、
天ヶ瀬に立ち寄ったりしていたら、
17時前の到着となってしまいました。
実はこの日のお客さんはわたしだけなんだそうで。
大浴場は日帰りの時間が終わったらひとりじめできてしまうなんて
シアワセすぎる〜〜
素泊まりなのでチェックイン時に宿泊代を支払います。
相変わらず今も電子マネーの決済やカードは不可で現金のみ。
ちなみに
ネットではひとり泊を受けていない設定だけど、
電話では応相談で受けていただけました。
でも久しぶりに宿泊棟の方に来たら
なんかきれいになった気がする・・・
と思って、聞いてみたら2015年にリニューアルとのこと。
リニューアルして結構経っていたけど
そういえば最後に泊まったのも2011年以来だった・・・
変わっているこれが、今やすっかりスタンダードなのですよね。
共有スペースが明るいし、
お寛ぎの空間も素敵に変わったなぁと。
部屋数は11室。
和室と洋室ツインとあります。
アサインしてもらったお部屋は帳場からすぐ、
階段からも一番近いので
温泉や地獄蒸し釜への移動も楽ちん。
201号室のお部屋
それでは一晩お世話になります〜〜
わたしはベッドの気分だったので洋室を選びました。
シンプルイズベスト、な感じのお部屋。
だけど
ワークできるデスクもあるし
ゆったりとした造りで。快適。
Wi-Fi環境も申し分なくて、速度も出ていましたよ。
素泊まり宿。
カジュアルなステイトはいえお茶セット、歯磨きセット、浴衣はあったし
お部屋に洗面所も冷蔵庫もありました。
それでは温泉入りに行きましょう〜〜
温泉へ階段を降りて
いったん外に出て移動します。
露天大浴場
大浴場は男女別で入れ替えはなし。
姫方は奥になります。
脱衣所スペース
どこか山小屋風の脱衣所。
鍵付きロッカーもあるので、
貴重品はここに入れると安心ですね。
そよ風ではない、イオンドライヤーもあるので、
大浴場で髪を洗っても大丈夫です。
露天大浴場へ
わぁあ。
やはりテンションが上がる美しいブルーの温泉!
ホワイトブルー、
ミルキーブルーが相変わらず素晴らしくて眼福至福。
15人くらい同時に入っても大丈夫そうなくらいのサイズの浴槽は
ちょっとアチチ湯。
だけどすぐに肌になじむし、
そして天然保湿成分メタケイ酸も豊富な美肌の湯
とろりとした浴感
そして鳴子温泉みたいに少し薬品臭も僅かに感じます。
シャワーは2つ。
シャンプーと石鹸はあるはあるけど、
スパバッグに入れて持ち歩いている、自分のものを使いました。
この大浴場をひと晩ひとりじめできるのが嬉しくて
部屋と温泉を行ったり来たりの繰り返し。
夜通し入ることはできず23時までだけど
薄簿の時間も、夜も温泉をたっぷり堪能しました。
行ったのは4月初旬。
お花見温泉ねらいでした。
以前、豊礼の湯の先にあるわいた館に泊まった時
その時も春のこれくらいの時期だったのですが、
日帰りでここに立ち寄ったら桜の木が見えたんですよね。
その時はまだまだこれから咲くという感じで蕾だったので
時期を狙って桜が咲いたときに来よう!と思ったのです。
タイミングをなんとか調整してきたけど
やはり桜はほんと難しくて。
前の前の日まで雨が続いていたので
今年は桜が咲いていた期間がみたいで
だいぶ桜も葉っぱが見えていたけど
それでもなんとか桜が見えて
ブルーの湯とのコラボが最高な、お花見温泉をなんとか楽しむことができました。
やっぱりいいな、豊礼の宿。
大好き。
家族風呂
今回は大浴場をひとりじめできたので利用しなかったけど
豊礼の湯は家族風呂があって、ここが大人気なのです。
趣が異なる岩風呂と檜風呂があって
温泉はコインタイマー式。
はじめは湯が空っぽなので
中に入ってから温泉を注ぎます。
2人くらいサイズで
オーバーフローするまで約10分くらい。
自分だけのために注いた温泉ってほんと贅沢の極みだなぁと。
夏にも行ったことがあるけど
ここで攻撃するブヨやアブなどの虫たちとは出会わなかったのですよね・・・
大浴場よりさらにアチチ湯。
だけど注ぎたての温泉はとにかく鮮度もよくて。最高です。
そしてここでも山の絶景を楽しむことができますよ〜〜
温泉情報
・泉質:ナトリウムー塩化物温泉
・源泉温度:96.5℃
・p H 8.8
・メタケイ酸:145.6mg/kg
・成分総計:2908mg/kg
地獄蒸し釜
別府の鉄輪温泉ではだいぶ有名になった”地獄蒸し”
ここ、豊礼の湯でも地獄蒸し釜があって
自由に使うことができます。
地獄蒸し釜は宿泊者専用のものと
日帰りの方も利用できるものとあります。
ここ、実は車中泊の方も結構見かけのですが
車中泊のための駐車場もあるし
温泉は24時間入れるし
地獄蒸し釜も自由に使えるから、暮らせちゃいますね。
高温の温泉で蒸す地獄蒸しって本当に尊くて。
程よい塩味が絶妙で
食材をおいしく仕上げてくれるのです。
あれこれ食べたいけど
ひとりだとそこまで食べられないので
温野菜とたまごなどを蒸しました。
あと、以前別府で試してみたらおいしかった本物みたいなカニカマも。
自宅から好きなポン酢を持ってきていたので
温野菜とカニカマをちょっとポン酢もかけて食べます。
地獄蒸しだけではなくて
地鶏のたたきをみつけたので、それも食べました。
たまごは7分推奨と書いてあったけど
まだ肌寒い時期だったからか
7分だとだいぶトロトロでたまごサンドはできず・・・
試しつつ食べて、
冷めたらまた地獄蒸し釜で温めて・・・
高温の源泉の塩化物泉を使った地獄蒸し料理の自炊、
やはり楽しいのであれこれ食べたくなってしまいます。
朝は釜揚げしらすとごはんを
生卵を乗せて蒸しました。
これは熱を入れ過ぎてしまい、とろっとろにはならず・・・
でも、地獄蒸ししたごはんが程よい塩味が絶妙。
あとこれも別府で試してみておいしかったので
今回もりんごを地獄蒸ししたのですが
やっぱりここでもおいしかった〜〜
シナモンをかけて、
ギリシャヨーグルトと一緒に食べたら優勝しました。
でもバニラアイスだったらさらによかったかも。
宿泊者はキッチンを自由に使うことができます。
業務用の冷蔵庫もあるし
電子レンジ、ガスコンロもあり。
食器類、鍋も豊富です。
グラスもおちょこもありました。
でも
以前は(15年くらい前の話だけど)使って残った調味料類が結構あったんですよね。
それが今は全然なくて。
コロナもあったからなのか、
リニューアルしてからずっとそうなのかわからないけど
調味料類は探しても見当たらなかったので、持っていくことをオススメします。
100均の調味料ケースに入れて持ってきたお気に入りのポン酢と柚子胡椒、ひらめきと、
たまごサンドを作るかもと
あらかじめ持ってきていたトリュフ塩とマヨネーズを持っていてよかったとマジで思ったのでした。
チェックアウトは11時。
食べてゴロゴロして
最後にまた温泉に入ってからチェックアウトしました。
また桜の時期に、
今度こそピッタリ満開の桜と出会えたらいいな。
感想・まとめ
やはりメタケイ酸が豊富なミルキーブルーの温泉は、
何度入っていても毎回感動で、眼服至福。
今回もものすごく感動しっぱなしでした。
他に宿泊者がいなかったので
日帰り入浴の時間が終わる19時以降は
贅沢にも大浴場を独り占め。
といっても日帰り入浴時間中も大浴場はこの日、誰もいなかったから
いつ入っても独泉できて。シアワセ〜〜
地獄蒸し釜もいつでも使えるし
素泊まりだから食事の時間を気にしないで
ブルーの絶景温泉、美人の湯を堪能できるのはほんと贅沢の極みだなぁ
なんて思いながら湯浴みしました。
上げ膳据え膳。お食事がついている方が楽ちんでいいと思う方や
コンビニが近くにないとツライと思い方はもしかしたらミスマッチかもしれません。
でも気軽に泊まれて
しかもチェックアウトは11時なのでゆっくり過ごすことができて、
そしてリーズナブルって最高と思う方はよさを共感していただけるかなと。
住所 | 熊本県阿蘇郡小国町西里2917 |
tel | 0967-46-5525 |
web | https://www.houreinoyuyado.com/ |
日帰り入浴時間 | 8時〜19時 大人500円 家族湯岩風呂は24時間 |
宿泊料金 | *素泊まりのみ 1人4500円〜 ひとり泊電話で受付 6000円〜 |