ペンション日下部自家源泉の宿|川奈のみかん畑の丘に立つ眺望抜群の湯宿 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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ペンション日下部自家源泉の宿|川奈のみかん畑の丘に立つ眺望抜群の湯宿

東伊豆の温泉って
温暖な気候と青い海が見えるのがいいですよね〜

寒い冬こそ、伊東とか東伊豆や南伊豆方面が恋しくなります。

湯も保温保湿効果が期待できるポカポカ塩化物泉が多いから
温泉をじっくり楽しむのも肌寒いくらいの時期がベストかと思うのです。

 

☺️

 

先月川奈にある

ペンション日下部に投宿してきたのですが

✔️眺望抜群

✔️自家源泉かけ流しの湯のよき湯を存分に堪能

✔️こだわりのごはんがとてもおいしい

 

ということでリピーター続出。

知る人ぞ知る穴場で素敵な湯宿と聞いていたので
ぜひ行ってみたいなぁと思っていて。

行くことが叶ったのですが、ほんととてもよかった♡

 

感動冷めぬうちにこのブログにまとめようと思います。

 

電車など公共の交通機関で行くのなら

川奈駅から徒歩7分、または伊東駅からバスで川奈小学校前下車徒歩1分なのですが、

行きは川奈駅から徒歩でも基本的に下り坂だからしんどくないけど
帰りは逆に登り坂がきつめなので、帰りはバスがいいのかなと思います。

実際わたしは行きは電車で川奈駅下車、
帰りはバスで伊東駅に向かいました。

お宿は小高いみかん畑の丘にあるので
最後の最後に結構しんどい登り坂があります。

その分、見下ろす景色が素晴らしいのですけどね・・・

玄関に”日下部釜”と書かれた看板があったのですが
陶芸家のご夫婦が営んでいる湯宿なのです。

それでは中に入りましょう〜

チェックイン

チェックインは15時から。

わたしも15時すぎにはお宿入りしました。

温泉が男女入れ替わるとか時間などは事前にわかっていなかったけど
チェックインして宿帳書いたあと、
ご主人に館内や温泉などのご案内時に入替のことを聞いて

早めに宿入りしてよかったなぁと思ったのでした。

女性はチェックインから夜21時までが露天風呂付きの方に入れるけど
翌朝は露天風呂に入ることができないので、
明るい時間と夕方と夜と、雰囲気が変わる様子を見たいという温泉ラバーな方は
早めに宿入りすることをオススメしたいな、と。

館内の様子

先月、12月に行ったのでクリスマスツリーが飾ってありますね。

お食事の評判がいいので、わたしは2食つけましたが
素泊まりでも朝のみでも宿泊はできます。

ロビーみたいな共有スペースに電子レンジがありましたよ。

さらに写真に写っていないけど
ご自由にどうぞ〜というミントウォーターのサービスもあります。

高い天井、吹き抜けの雰囲気が素敵。

やはり海の宿の雰囲気たっぷりだなぁと。

お部屋は全部で10室。

トイレのあるお部屋とないお部屋があります。

201号室のお部屋

お部屋は201号室の角部屋をアサインしてもらいました。

ひと晩お世話になります〜〜

コンパクトにまとめられているお部屋。

セミダブルくらいのベッドは寝心地もよき。

ただワークするのにはデスクがないのでちょっとしんどいけど
ソファーと出窓でできなくもないな、なんて思ったり。

Wi-Fiは速度も出て、安定していましたよ。

冷蔵庫はお部屋にないけど
1階の冷蔵庫を共有で使うことができるので
飲み物を持参しても冷やせます。

川奈駅からすぐのところにスーパーがあったけど、
周辺にコンビニは見当たらなかったし
館内にビールや酎ハイが買える販売機はないので

お酒などの飲み物は、あらかじめ買っておいた方がいいかなと。

お部屋にユニットバスタイプのお風呂があったけど
温泉は出ないとのことなので利用はしませんでした。

洋式だけどちょっと古いタイプのトイレ。

 

お茶はほうじ茶でした。

湯呑みが素敵なのはやはり陶芸家さんだなぁ、なんて思ったり。

温泉

お茶を飲んで休憩したところで
温泉をいただきに行きましょう〜〜〜

温泉は2ヶ所あって

小さい湯船の内湯と露天風呂

大き目の湯船の内湯

の2つの浴室が夜9時に清掃に入り、
22時から翌朝9時までと男女が入れ替わるので、
両方の浴室の温泉に入ることができます。

露天風呂付きの浴室

湯けむりムンムンにつき
見難い写真でごめんなさい。

 

湯は無色透明。

少しとろりんとした浴感。

アチチ目の湯はカルシウム臭がして
湯口付近はたまご臭も感じられるという湯がとても気持ちいい〜〜

湯口が陶芸の器みたいになっているあたり
さすが陶芸家さんの湯宿だなぁ、なんて思ったりして。

センスの良さを感じた浴室でした。

露天風呂

次は露天風呂へ行きましょう〜

内湯にあるドアを開けて
数段階段を上がると露天風呂があります。

6人くらいサイズの露天風呂は
この日内湯よりアチチ目の43℃くらいで

泉質柄、浸かると汗が滲んできて。
ものすごくポカポカしてきました。

趣があって素敵な露天風呂。

ここ、程よいこぢんまり感が隠れ家の温泉みたいでいいなぁ。

ほっこり。

アチチ目だからずっと浸かっているとしんどいけど
出たり入ったりしながら、たっぷり露天風呂を堪能。

夕方、夜は外気の温度が下がるので
ポカポカ温泉がより気持ちよく感じられたのでした。

大きな湯船の内湯

夜22時以降は大きな内湯の湯船の方が女性の浴室になります。

夜も朝も湯けむりがすごくて鮮明に写せなかったから
雰囲気が伝わりにくいけど

大きな窓からちらっと見えるみかん畑になごみつつ
とろみのあるアチチ湯をじっくり湯浴みしました。

シャンプー類は東伊豆エリアでは特によくお見かけするDHCでした。

敷地内駐車場の奥に見えた温泉タンク様。

湯ヲタ的にはこれを見るとよりテンションが上がりますね〜
激しく同意してくださる方はきっと同じ気持ち、お仲間さんかとw

温泉情報

・泉質:カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)

・泉温:52.8℃ (使用位置 40〜44℃)

・pH 8.5

・成分総計: 7901g/kg

夕食

夜ごはんは、18時から一斉スタート。

1階の食堂でいただきます〜

 

飲み物は入ってすぐにこのボードを見て決めました。

静岡麦酒のビールサーバーがあったから飲みたかったけど
繁忙期以外は使用していないそうで・・・

ここでしか飲めないなと思ったので
生搾りサワーに。

生搾りサワーはこの日、

・夏みかん
・シークワーサー
・いよかん

の3種類だったので、酸味具合などを聞いて、いよかんにしました。

 

それではいただきます。

かんぱーい!

\(^o^)/

お刺身は近くでとれた鮮魚のみなさんたち。

刺身の一切れが厚くてボリュームがすごいから
食べ応えがあります。

キンメが刺身も煮付けも、ほんとおいしい〜〜

オリジナルのゆず味噌を使った大根とか
サバの紫蘇巻きフライとかどんどん運ばれてきて

かなりボリュームたっぷりの夕餉。

でもおいしいから箸が止まらないのです〜〜

 

ご主人とお話していたら写真を撮り忘れたけど
地酒は富士錦の純米をいただいたのですが
食中酒としてもピッタリで食事との相性もピッタリでした。

朝食

時刻は8時。

朝ごはんの時間です。

8時一斉スタートなので
夜と同じ食堂にゲストのみなさんが続々といらっしゃいました。

 

朝は洋食でしらすトーストとキューバサンドのプレート。

見た目以上に食べごたえがありましたよ〜

 

きれいな断面ではないけど・・・

このキューバサンド、めちゃくちゃおいしい!

かなり好みに刺さりました。

 

トーストのバゲットもキューバサンドのパンそのものもおいしいし
キューバサンドの中がメキシカンな味がして(?)

タコス好きなので、好みドストライクでした。

コーヒーの器もさすが陶芸家さんの作品。

素敵でした。

 

食後のコーヒーは紅茶も選べましたよ。

 

冬の雲ひとつない青空、
遠くに海が見えるこの場所が素敵だなぁと。

冬だと寒いけど
ポカポカの日だったらここでまったり過ごしたいな。

感想・まとめ

伊東界隈ってオーナーのセンスが光る湯宿で自家源泉を持つ湯宿が結構あるけど、
ここも湯も雰囲気も素敵な湯宿でした。

じゃらんからは予約できるけど2人からの設定にしているので
1人泊は直接の連絡になるけど
土曜や祝日でも受けてくださる様子で。

鮮魚づくしの美食を堪能しつつ
自家源泉のよき湯を小宿でのんびり過ごしたい時にいいなあと思ったのでした。

ところどころ古さは感じられるところもあったけど
清掃が行き届いていて、きれいに維持管理されていたし
適度な距離感も居心地よくて。

ここは沼るなあ、リピーター多いのもわかるってなった…

 

気さくなご主人や奥様もものすごく素敵で、あたたかなおもてなしがかなり沁みました。

 

また季節を変えてリピしたいな。

 

住所 静岡県伊東市川奈1237−4
tel 0557-45-0677
WEB FB
https://ja-jp.facebook.com/harukaze45
日帰り入浴 不可
一人泊 可能
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