茨城県に温泉というとあまりピンとくる人は多くないかと思うけど・・・

実は個性があって味のある温泉があるんですよ。

今回はそのうちのひとつ、
北茨城にある　鹿の湯松屋　をアップします。

周りは田園風景が広がっている、長閑な山あいにある一軒宿で、
昔は「心の病に効く温泉」と評判だった温泉とのこと。

こんにちは〜とご挨拶をすると
笑顔と雰囲気がステキな女将さんに出迎えられました。

歴史のある湯宿。

廊下も窓もピカピカに光っています。

「ウチの湯よりもっといい温泉があるのに…わざわざいらしてくれてありがとう」

と控えめに仰りながら浴室をご案内してくださる女将さん。

とんでもない！

貴重な温泉に浸からせていただき、
こちらこそありがとうございます、なのですよ。

浴室は1つ。
貸切で利用させていただきました。

浴室に入り・・・

うわぁ〜
生トマトで作るトマトソースのような赤い温泉だ♡

これまで長きに渡って多くの人が利用し、

「心の病」にもアプローチしたのだそうな温泉。

少しキシキシする浴感の湯は、酸化した鉄のにおいも感じられます。

窓もステンドグラスも昭和以前の大正くらいにありそうなレトロな雰囲気と、
鉄分たっぷりの赤い温泉を余す所なく湯浴みを。

今も残るステキな浴室にある貴重な温泉に、
浸かれることに感謝して湯を存分に堪能させていただきました。

こちらのお宿、
キンキの塩焼きが絶品なんだそうで。

次回は食べてみたいなぁ。

●泉質：含鉄(Ⅱ)‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉

●pH ６.４

●源泉温度：１３.6℃

●成分総計：1,216mg/1kg