*田部井淳子さんが愛したロッジをリノベしたオシャレ湯宿*沼尻温泉沼尻高原ロッジ宿泊記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*田部井淳子さんが愛したロッジをリノベしたオシャレ湯宿*沼尻温泉沼尻高原ロッジ宿泊記

福島の美肌成分が程よくブレンドされた酸性泉が大好きで。

10年以上前から日帰り入浴も含めると積極的に訪れていて、
実は美肌修行をこっそりしています。

沼尻元湯も大好き。

普段山のぼり温泉やたくさん歩かないとたどり着かない温泉を
根性ナシのわたしは敬遠しがちなんですが、

沼尻元湯は以前(10年以上前に)行きました。

行ってみたらやっぱり楽しかったなー。

そしてよき湯だった。

😊

元湯から引湯している沼尻温泉も
これまで日帰り入浴で訪れたことがあったけど、
そのうちのひとつ沼尻高原ロッジが2019年にリノベーションして
とても素敵な湯宿になったとの評判をあちらこちらから耳にしていまして。

行きたい
行きたい
行きたーーい

と思い続けていて。

ようやく宿泊したけどとても素晴らしい湯宿だった〜!♡

感動が薄れてしまう前にこのブログにもまとめようと思います。

沼尻高原ロッジの特徴

♨️女性として世界初のエベレスト登頂者田部井淳子さんがオーナーを務め生涯愛した湯宿

♨️芦ノ牧温泉大川荘が経営母体となり2019年再オープンしオシャレな湯宿に

♨️温泉は以前のままの姿で内湯も露天風呂も酸性泉の極上湯 美肌にもよき

♨️食事は沼尻から四里以内の地元の食材を中心に厳選した創作料理が絶品

チェックイン

チェックインは15時から。

福島の温泉へはだいたい車で行くことが多かったけど
最近の本気の雪は岩手で雪道運転を鍛えられたわたしでもこわいなと思うので
今回は事前に猪苗代駅からの送迎をお宿に頼んでおきました。

やはり楽ちんだった〜!

近くの温泉宿の日帰り利用でお立ち寄りもしたかったので
15時くらいにチェックインしたのでした。

だいぶ前のおぼろげながらの記憶だけど・・・
以前はロッジという名にピッタリで。
ログハウスみたいな山小屋風で素朴な印象だったんですよね。

今は中に入ると以前の姿を生かしつつも
とても明るい雰囲気にリノベーションされていて。

そしてどこを切り取ってもオシャレ感たっぷり。

お部屋の様子

チェックイン手続きをした後館内の説明を受けながらスタッフさんと一緒にお部屋へ。

3階301号室にアサインしてもらいました。

シンプルなスタンダードツインのお部屋です。

木の温もりが感じられて北欧テイストも素敵〜!

とても静かでのんびり過ごせるお部屋なんだけど

ふとテレビと時計がないことに気づきました。

そんなところも非日常感の演出なんでしょうね。

ちなみにWi-Fi環境は全く問題なし。ノーストレス。

お部屋にはビジホによくある正方形の冷蔵庫と

洗面所とトイレがあり

必要なアメニティなども揃っていました。

ラウンジへ

2階にあるラウンジへ。

ナチュラルモダンな雰囲気でとても素敵な空間です。

実は滞在中何度かここに行ったのでした。

チェックインから午前0時まで
翌朝は7時から10時まで宿泊者はラウンジを自由に使うことができ
白ワインやウィスキー、コーヒーやティーなどがフリーとなっています。

 

テーブルに置かれたチョコレートがものすごく好みに刺さり。

なんだかお酒に合うチョコでとてもおいしーい!

雪景色にもかんぱーい

\(^o^)/

チョコは白ワインともピッタリ。

ゆっくり
まったり過ごすことができてシアワセなひとときでした。

温泉

温泉は男女別内湯と露天風呂。
そのほかスイートルームだと半露天風呂の温泉付きもあります。

温泉へとつながるドアのところには
田部井さんが使用していた登山靴が大切に飾られていました。

 

それでは温泉へ向かいましょう〜!

まずは内湯から。

浴室内の雰囲気はタイルとか細かな部分はお直しされているものの
基本的には以前の姿と変わらず。

あ、でも湯口は変わっていました。

前は溶岩みたいなボコボコとした石に塩ビ管が埋まっていたけど
今のスタイルの方が湯量も調整しやすく、
温度管理もしやすいのかもしれませんね。

でも浸かれないほどではないけど
やっぱりアチチ湯なのは相変わらず。

白濁した湯はとろりとしつつツルツル感もあって。

とても気持ちいい湯。

シャンプー類も自然派なものでした。

環境に配慮してのチョイスなんだろうな。

内湯にあるドアを開けると露天風呂があります。

この露天風呂は以前と全然変わっていないかな、と。

8人くらいサイズの湯船は、
四角い木箱に囲まれた湯口付近はやっぱりアチチ湯。

冬で外気温度が冷たいのもあるけど
少し離れると程よい温度となっていました。

なかなかパワフルな湯。
空腹時は要注意で、長湯は危ない系統です。

出たり入ったりを繰り返し
酸性泉に程よくしっとり美肌成分がブレンドされた湯を存分に堪能しました。

温泉情報

●泉質:酸性・含硫黄ーカルシウム・アルミニウムー硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)

●泉温:68.3℃

●pH 2.1

●成分総計:2.761g/kg

 

ディナー

ディナーは18時からのご指定。

お食事の評判がとてもよかったので
めちゃくちゃ楽しみにしていました。

ラウンジですでにハイボールと白ワインをいただいた後だったので
すぐに日本酒と合わせることに。

日本酒も種類はそこまで多くはないけど
セレクトがいいなあと。

まずは会津娘雪がすみの郷金紋会津純米活性にごりから。

新酒。生酒。

わずかにピチピチが感じられてフレッシュで爽やか。

優しく包容力たっぷりで。

めちゃくちゃ好み〜!ウマーい!

 

タコの桜煮や花豆の甘さとピッタリ。

福島の大地の恵たっぷりなお皿の数々。

金柑と糀漬ハムとか鮮魚とか
会津馬肉ロースのすき焼きとか

どれも感動しっぱなし。

うわあ。どれも本当においしすぎる。

口内幸福。

寒真鱈白子もぷりっぷり。濃厚。

おかわりしたいくらいだったな。

 

なかでも一番感動したのは

福島大なめこと伊達鶏のつくね
焼き牡蠣の土瓶蒸し。

五臓六腑に沁み渡る感。

これは食べ終わるのが惜しいな…
ずっと食べていたいと思うほど素材の引き出し方が絶妙なウマさでした。

仁井田さんのしぜんしゅともお料理がピッタリ。

郷土食と地酒って本当にピッタリ合うんだなあとしみじみ思って。

そしておいしすぎたので3種類飲んじゃいました。

どれも食中酒にピッタリで飲み疲れもしないタイプでおいしくて大満足。

実は行った日が誕生日だったので
水菓子のほかにスイーツをいただいてしまいまして。

焼きリンゴはアイスの溶け具合もシナモンもバランスが最高!
最後の最後まで感動の連続だったのでした。

 

ごちそうさまでした。

朝食

一夜明けて。
おはようございます。

朝ごはんの時間は8時からだったので
少し前にお目覚め温泉に入って
お腹を空かせて夜と同じ食事会場へと向かいました。

地鶏の存在感があるので一見わっぱ飯風だけど
よく見ると明太子とか釜揚げしらすの他に切り干し大根など
お宿の清く正しい朝ごはんによく見かけるみなさんが詰められています。

 

ご飯は白米か玄米か選べたので玄米に。

サラダも野菜がみずみずしいし
豆腐も濃厚。

後から出てきた焼き鮭やデカめの玉子焼きも
お麩を煮たものもやさしい味わいで。

積極的に朝ごはんを食べられないわたしも
どれもおいしくて
箸がどんどん進んだ朝食でした。

感想・まとめ

福島の名峰に囲まれたロッジで、自然と共に過ごすひととき。

美肌成分が程よくブレンドされた酸性泉も極上だし
地元会津や隣の県の那須のこだわり食材をたっぷり使った創作料理がどれも絶品、

北欧テイストとアウトドアな雰囲気の融合が素敵な館内は
どこかホッとするような温かな雰囲気だしと快適で。

ラウンジではワインとウィスキー、お茶やコーヒーがフリーで
たっぷり味わえるというサービスもうれしかったし

あったらいいな、というのがオシャレにまとまっていた湯宿でした。

スタッフの方も素敵なばかりで、とても優しくてホスピタリティたっぷりだし。

少し時間が経っていてもいい思い出した浮かばない・・・

自然の流れに沿った湯旅時間を静かにのんびりと過ごすことができるというのも
非日常感たっぷりで贅沢な時間だなと思うけど

テレビ派の方だと辛いのかもしれないなとふと思ったのでした。

 

雪のシーズンも感動の絶景だったけど
新緑や紅葉も写真を見せていただいたら素敵だったので、
また季節を変えて再訪したいな。

湯もやっぱりよき湯だったので
次回は温泉付きの客室に泊まってみようと思います。

住所 福島県耶麻郡猪苗代町大字蚕養字沼尻山甲2864
tel 0242-93-8101
web
https://www.numajiri-lodge.com
日帰り入浴 11:00~14:30(14:00最終入場)
大人1000円(消費税・入湯税込み)
定休日(休館日) 火曜・水曜・木曜 ※その他ロッジ休館日
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