「自噴　自家源泉かけ流し」

「絶品うに料理」

そう、
これらを堪能できると評判の、海里村上。

ぜひ行きたかったので壱岐入りしました。
それも赤雲丹シーズンの時に。

ということで7月の話ですが、
雲丹シーズンが終わってしまう前になんとか更新。。。

目の前は海。

オーシャンビューのお部屋だったのですが、

海の色がエメラルドグリーンのグラーデーションで

すごくきれい♡

夕方は日本夕陽百選に選ばれた湯ノ本湾の絶景、

晴れたので見ることができましたが、これも感無量です。

温泉は男女別内湯と露天風呂と有料の貸切風呂がありますが、

何しろこちらのお宿は自家源泉掛け流し。

しかも、

源泉が家族湯の貸切風呂から近いとお聞きしたら、入らないわけには行かぬ！

というわけで家族湯へGO〜

行ってみて、感激＆感動。

フレッシュな湯の証、泡付きもはっきりしっかりあります。

少し硫化水素臭が感じられた湯は、鉄分が多いみかん色のかけ流し温泉。

かなり濃厚な塩化物温泉で、ふわっと浮くような感覚がありました。

（温泉とみなされる基準値の約17倍の有効成分を含んだ高濃度の湯）

男女別の内湯。

日によって、時間によってみかん色具合が違いますが、
そこまでにごり湯ではなかったので、湯を入れ替えたばかりだったのかも。

新鮮な湯を堪能しました。

10人以上同時に入っても大丈夫なくらい結構広い露天風呂は、

湯口付近はフレッシュな泡付きがあって。

しみじみいい湯だなぁ。

目の前はすぐ海。

でも歩道があって散歩道でもあるので目隠しはあるけど、

チェアーで休みながらぼんやりしていると

ここでも夕陽を拝むことができました。

感動♡

金沢の名店、
というか鮨界の至宝とも言われる小松弥助の森田大将が大絶賛していた海里村上の雲丹。

今年で88歳の大将が全国各地の魚介を食べてきた中で、
一番忘れられない湯宿で忘れられないくらい美味しい赤雲丹だったと。

そう聞いたら、ぜひ食してみたくて…

夏の赤雲丹シーズンを心待ちにしていました。

壱岐に入る赤雲丹はどこでもおいしいなぁと思ったけど
大将が仰る通り、別格のおいしいさかも。

というのも、仕入れルートが村上だけ特別なルートがあるのだそうで。
壱岐の中でも一番いい雲丹が手に入るのだそうです。

絶品雲丹たちに、ひと手間加えた創作料理。

どの皿も悶絶のおいしさ♡

奮発して、はるばる壱岐入りした甲斐があったなぁ、としみじみ。

長崎の地酒、六十餘洲の山田錦や

佐賀の太閤と、きれいなトップの食中酒と合わせましたが

よくお似合いでした。

やっぱり雲丹には白ワインより日本酒だなぁ。

一夜明けて。朝ごはん。

小鉢もおいしいし、干物もふんわりしていて絶妙。

あれこれ少しずつだけど、結構なボリューム・・・

でも、おいしいから箸が進みまくりでした。

壱岐は遠いし

ハイクラスな湯宿なのでホイホイ行けるわけではないけれども、

たまには自分にご褒美、

または記念日等で大切な方と過ごしたい時にぴったりの湯宿でした。

間違いなく、今までで行ったMy湯宿ランキングでベスト３入りです。

●泉質：ナトリウムー塩化物温泉

●pH 6.6

●源泉温度：64℃

●湧出量：39ℓ/分（自噴）

●成分総計：16.97g/kg