*温冷交互浴が心地よすぎる絶景温泉*赤城温泉郷滝沢温泉滝沢館日帰り入浴記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*温冷交互浴が心地よすぎる絶景温泉*赤城温泉郷滝沢温泉滝沢館日帰り入浴記

温泉のシーズンって、
一般的には秋から冬がベストと思われがちな背景に、

肌寒い時期に温もりが欲しくなり、
紅葉や雪見といった季節の景色と
ポカポカ温泉が恋しくなるということがあるかと思うのです。

でも温泉愛好家、温泉マニアは知っていること。

温泉のベストシーズンは梅雨入り前の今!

5月の今こそ温泉がサイコーの季節なのです。

なぜなら

①暑くも寒くもない気持ちいい季節

②新緑、若葉のやわらかなグリーンが美しい

③ぬる湯が心地よいと思えるシーズンの到来

そして

緑多い露天風呂、
きれいな川、沢が近いといらっしゃるアブやブヨがまだいないこと。

 

アブやブヨは露天風呂の天敵。

いると恐怖でゆっくり湯浴みなんてできないし、
同浴なんて無理。絶対無理。

 

♨️

 

前橋市内から車で30分くらいのところにある
赤城温泉郷 滝沢温泉 滝沢館

ここ、

季節の景色と露天風呂の温冷交互浴が秀逸なんです。

 

わたし自身もものすごく大好きな温泉で
拙著「からだがよろこぶ!ぬる湯温泉ナビ」でもご紹介した程。

夏なんて本当はサイコーだろうなと思うけど、
何しろアブさんたちが活発に活動中。

なので行くなら今、5月がベストかなあと思っています。

 

館内の様子

人里離れた渓谷に建つ湯宿。
日本秘湯を守る会会員宿。

秘湯でもあるし
秘湯感もあるけど、

でも、

中に入ると明るいし雰囲気も素敵。

外観も中も実は近代的です。

フロントから、畳が敷かれています。

でも囲炉裏があるあたりは秘湯感もあるなあと。

入浴料をお支払いし、いざ温泉へ。

男女別の露天風呂(野天風呂)へ。

サンダルに履き替えて外に出ます。

ちなみに
宿泊者が利用できる内湯は井戸水の沸かし湯です。

外に出ると
日本秘湯を守る会の提灯がどーんと視界に入ります。

新緑。

若葉がものすごく鮮やかで素敵。

階段を降りて、露天風呂に到着。

脱衣所は写真撮らなかったけど
板張りです。

貴重品のロッカーもあります。

露天風呂、というようり野天風呂。
ワイルドです。

虫がいないのが、まじでうれし〜〜〜い!

湯の色は日によって微妙に違います。

 

湯はしっとり。
そしてなめらかな浴感。

この日はしじみ汁みたいな、
でも薄いグリーンのにごり湯。

炭酸水素塩泉を加温したなという特有の色でもありました。

ゆったり入っても10人くらいのサイズの湯舟。

眼下には渓流。
耳をすませば聞こえてくるのが川のせせらぎ。

 

湯舟の中には一人サイズの壺湯があって。

これが源泉がそのまま注がれているひんやり温泉(冷鉱泉)なのです。

 

ここは鉄まじり。
茶色の湯花が舞っています。

ものすごく気持ちいい湯浴み、ひんやり温泉。

25℃くらいでも
そこまでひやっとしすぎないし、
アワアワが全身に付着するのが最高すぎる。

ここが病みつきなんです。

大好き。

 

下の大きな加温温泉で温まり、
上のひとりサイズの壺湯でひんやりして、
ととのって。

サウナ感覚でかなりたっぷり
温冷交互浴を楽しみました。

 

カラダ、すっきり。

 

しばらく独占だったけど
たっぷり堪能したし、もう出ようと思ったら
地元のマダム3人組がいらっしゃって。

ひとことふたこと話したら会話がノンストップに。

地元グルメのお話や温泉の話、世間話など、
かなりディスタンスを取りながら会話を楽しませていただき、
気がつけばあっという間に出ようと思ってから30分以上経っていました。

でもこういう会話ができる世の中に戻りつつあるのは
久しぶりで。

一期一会の湯旅の出会いが楽しいしいいなあと思ったのでした。

 

また虫がいなそうな時期にお邪魔したいと思います。

温泉情報

●泉質:カルシウム・ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩冷鉱泉

●泉温:23.8℃

●pH:6.1

●成分総計:2.06g/kg

*平成30年11月に分析表を更新していました

住所 群馬県前橋市粕川町室沢滝沢241
tel 027-283-5711
WEB http://www.takizawakan.com
日帰り入浴 10時30分〜15時(退館)
料金 大人630円
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