![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
*温冷交互浴が心地よすぎる絶景温泉*赤城温泉郷滝沢温泉滝沢館日帰り入浴記
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1805-scaled-e1652251050802.jpg)
温泉のシーズンって、
一般的には秋から冬がベストと思われがちな背景に、
肌寒い時期に温もりが欲しくなり、
紅葉や雪見といった季節の景色と
ポカポカ温泉が恋しくなるということがあるかと思うのです。
でも温泉愛好家、温泉マニアは知っていること。
温泉のベストシーズンは梅雨入り前の今!
5月の今こそ温泉がサイコーの季節なのです。
なぜなら
①暑くも寒くもない気持ちいい季節
②新緑、若葉のやわらかなグリーンが美しい
③ぬる湯が心地よいと思えるシーズンの到来
そして
緑多い露天風呂、
きれいな川、沢が近いといらっしゃるアブやブヨがまだいないこと。
アブやブヨは露天風呂の天敵。
いると恐怖でゆっくり湯浴みなんてできないし、
同浴なんて無理。絶対無理。
♨️
前橋市内から車で30分くらいのところにある
赤城温泉郷 滝沢温泉 滝沢館
ここ、
季節の景色と露天風呂の温冷交互浴が秀逸なんです。
わたし自身もものすごく大好きな温泉で
拙著「からだがよろこぶ!ぬる湯温泉ナビ」でもご紹介した程。
夏なんて本当はサイコーだろうなと思うけど、
何しろアブさんたちが活発に活動中。
なので行くなら今、5月がベストかなあと思っています。
館内の様子
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1972-e1652251163518.jpg)
人里離れた渓谷に建つ湯宿。
日本秘湯を守る会会員宿。
秘湯でもあるし
秘湯感もあるけど、
でも、
中に入ると明るいし雰囲気も素敵。
外観も中も実は近代的です。
フロントから、畳が敷かれています。
でも囲炉裏があるあたりは秘湯感もあるなあと。
入浴料をお支払いし、いざ温泉へ。
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1798-3-1-scaled-e1652428262736.jpg)
男女別の露天風呂(野天風呂)へ。
サンダルに履き替えて外に出ます。
ちなみに
宿泊者が利用できる内湯は井戸水の沸かし湯です。
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1789-2-scaled-e1652251077702.jpg)
外に出ると
日本秘湯を守る会の提灯がどーんと視界に入ります。
新緑。
若葉がものすごく鮮やかで素敵。
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1790-scaled-e1652251084738.jpg)
階段を降りて、露天風呂に到着。
脱衣所は写真撮らなかったけど
板張りです。
貴重品のロッカーもあります。
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1768-scaled-e1652251042532.jpg)
露天風呂、というようり野天風呂。
ワイルドです。
虫がいないのが、まじでうれし〜〜〜い!
湯の色は日によって微妙に違います。
湯はしっとり。
そしてなめらかな浴感。
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1971-e1652251172179.jpg)
この日はしじみ汁みたいな、
でも薄いグリーンのにごり湯。
炭酸水素塩泉を加温したなという特有の色でもありました。
ゆったり入っても10人くらいのサイズの湯舟。
眼下には渓流。
耳をすませば聞こえてくるのが川のせせらぎ。
湯舟の中には一人サイズの壺湯があって。
これが源泉がそのまま注がれているひんやり温泉(冷鉱泉)なのです。
ここは鉄まじり。
茶色の湯花が舞っています。
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1777-scaled-e1652251034673.jpg)
ものすごく気持ちいい湯浴み、ひんやり温泉。
25℃くらいでも
そこまでひやっとしすぎないし、
アワアワが全身に付着するのが最高すぎる。
ここが病みつきなんです。
大好き。
下の大きな加温温泉で温まり、
上のひとりサイズの壺湯でひんやりして、
ととのって。
サウナ感覚でかなりたっぷり
温冷交互浴を楽しみました。
カラダ、すっきり。
しばらく独占だったけど
たっぷり堪能したし、もう出ようと思ったら
地元のマダム3人組がいらっしゃって。
ひとことふたこと話したら会話がノンストップに。
地元グルメのお話や温泉の話、世間話など、
かなりディスタンスを取りながら会話を楽しませていただき、
気がつけばあっという間に出ようと思ってから30分以上経っていました。
でもこういう会話ができる世の中に戻りつつあるのは
久しぶりで。
一期一会の湯旅の出会いが楽しいしいいなあと思ったのでした。
また虫がいなそうな時期にお邪魔したいと思います。
温泉情報
●泉質:カルシウム・ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩冷鉱泉
●泉温:23.8℃
●pH:6.1
●成分総計:2.06g/kg
*平成30年11月に分析表を更新していました
住所 | 群馬県前橋市粕川町室沢滝沢241 |
tel | 027-283-5711 |
WEB | http://www.takizawakan.com |
日帰り入浴 | 10時30分〜15時(退館) |
料金 | 大人630円 |