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*田んぼに浮かぶホテル*鶴岡北京田温泉スイデンテラス
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”オーシャンビュー”とか”シティビュー”、
”マウンテンビュー”はこれまでにもホテルや旅館のプランであるけど
”水田ビュー”、田んぼをデザインして見せるというのは斬新。
ということで
2018年に山形県庄内平野にオープンしたホテルは
オープン以来今も注目されています。
話題も落ち着いてきたなあ、なんて思っていたら
今年4月末にスパ棟をリニューアル。
また話題にのぼるようになりました。
スパ棟がリニューアルしたと聞くと、
ますます気になり、そして行きたくなって。
ついに行ってきました。
気になるスパ棟やサウナも含めレポをまとめます。
スイデンテラスの特徴
♨️庄内の水田を話題の建築家坂茂氏による設計でデザインしたホテル
♨️田んぼに浮かぶホテルで壮大な景観
♨️”晴耕雨読の時を過ごす”がコンセプト 本が約2000冊が並ぶ
♨️露天風呂にサウナが完成 水田に浮かぶ船のよう
♨️バーや日本酒やワインのカード式試飲販売機があって人をダメにするw
木の温もりと美しい階段に出迎えられる
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世界的な建築家坂茂氏が手がけたスイデンテラスは、
建物の目の前の駐車場からホテルに向かうまでにテンションがあがりまくり。
そして
中に入ってみると
目の前にどーんと広がる階段に魅了されます。
荷物あるのに階段はしんどい、とお思いの方
心配ご無用。
エレベーターもありました。
(わたしは利用しました)
ちょっとした姫気分、スタート。
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ロビーやフロントから振り返るとこんな感じ。
エレベーターが階段はさんで目の前にあります。
北欧風、と言っていいのかな。
白×明るい木目調
そして飾り窓とどこを見ても美しくて絵になります。
写真を何枚も撮りたくなるんで
つい何枚も何枚も撮りまくりましたよ。
チェックイン後お部屋へ
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チェックインをし館内の説明などをフロントで聞いて。
部屋の鍵を受け取り、お部屋へ向かいます〜
部屋に向かうまでも絵になるんです。
水田や田園風景が楽しめる設計が本当に美しかった・・・
スイデンビューを指定しないスタンダードなお部屋
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総部屋数119室。
どの部屋も木造建築、木のぬくもりが感じられる設計だけど
数部屋水田や長閑な景色が楽しめる田園ビューのお部屋もあります。
田んぼが美しく見えるお部屋もステキに違いないけど
わたしはフツーに快適ならそれで十分。
お部屋をあまり重視しないので
ごくごく普通のスタンダードなお部屋にしました。
お部屋に入ると
無駄な線やコードは見えずめちゃくちゃオシャレ感たっぷり。
ひとり泊なので
ダブルベッドをひとり占めで使います。
一見浴衣とかお茶セットがどこにあるのかわかんないけど
テレビ周辺の収納をひとつひとつ開けたら出てきました。
テーブルも機能面よりデザイン重視かと思ったら
PC置いてワークしてみるとテーブルも椅子の高さもよくて。集中できます。
本が全部で約2,000冊!ジャンルもさまざまで話題の本ばかり
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温泉へ行く導線にもライブラリーみたいなところが。
そして2階のロビーにもずらりと本が並んでいて。
話題の本や、
デザインの勉強になりそうなオシャレな本ばかりでした。
スパ棟へは部屋のキーをかざして
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温泉は男女別内湯と露天風呂があり
露天風呂のあるスパ棟に今年4月末、ロウリュのサウナを造りリニューアル。
男性の露天風呂は内湯のすぐ隣だけど
女性の露天風呂は少し離れていました。
(新設したため)
そして
露天風呂へは鍵がロックされているので
開けるには部屋のキーが必要です。
ピッと鳴りロックが解除。
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数段階段を降りて露天風呂入口へ。
北欧風な雰囲気の露天風呂
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美しい露天風呂の湯船。
弧を描くように細長い湯船が温泉で
手前の丸い浴槽が水風呂。
アチチ目の湯が滔々と湯船に注がれています。
湯尻ら辺は41℃で、
ちょうど気持ちいい温度となっていました。
地下1200mから組み上げた温泉を使用した源泉かけ流し。
少しトロッとした浴感。
キリリとしてキュッとちょっと軋む感もあって。芒硝らしさを感じた湯。
出来立てホヤホヤのサウナ。
まだあまり使われていないこともあってものすごくきれい。
せっかくだし、とサウナへ。
サウナ後にこの水につかりととのう、ということだけど、
先月でもまだ長袖を着ていたくらいの外気温だったし
水風呂でなくても露天風呂にあるベンチでも十分ととのってしまった。
セルフスタイルのロウリュサウナ
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サウナは6人同時に利用できるサイズ。
セルフでロウリュをするスタイルで
大きめの窓からは露天風呂と水田が見えます。
長閑な景色をぼんやり眺めながらのサウナタイム。
ロウリュしてもサウナの温度はそこまで熱いと思うわけでもなく。
じんわり汗ばんでくるサウナでした。
内湯へはまた服を着て移動
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以前からある内湯へ。
ここも弧を描くようなデザインでした。
10人くらいは一緒に入れるくらいのサイズ。
源泉かけ流し、
塩素消毒ありと分析表に書いてあったけど
気にならないレベルかな、と。
オパールみたいにキラキラしているタイルがステキな浴室。
かわいい雰囲気でした。
温泉情報
●泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
●泉温:62℃(使用時42℃)
●pH:8.1
*撮禁ですが許可をいただいています
サケラウンジは曜日限定営業
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山形の地酒が楽しめる酒バーをとても楽しみにしていたけど
コロナ禍中の今は週末のみの営業。
なので行った時は開いておらず、でした。
仕方ないけど残念すぎる。。。
お食事は館内のMoonTerraceにて
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プランは朝食のみがつくものだったけど
館内のカフェ&バーでは夜のメニューも用意されています。
ちなみに
ランチメニューもあったから、
連泊しても1歩も外に出ずにここで過ごせます。
メニューは最近オープンの施設ではすっかり見慣れたスタイル、
QRコードを読み取って自分のスマホで見て、そこでオーダーします。
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四季のお重もあったけど
単品でアラカルトのオーダーにしました。
前菜の椎茸三昧のプレートに惹かれちゃいまして・・・
椎茸、大好きなのです。
前菜プレートと山形牛と庄内豚、本日のパスタのメインを。
山形の地酒飲み比べと合わせました。
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お酒のメニューはもっとたくさんあったけど
気になったページだけスクショ。
地酒3種に最近人気のWAKAZEが入っていたし
タイプが違う日本酒のセレクトが好みな日本酒だったから飲み比べに。
特別純米の吾有事とWAKAZEのガイアの飲み比べは楽しかったなぁ。
ガイアはりんごのように爽やかで。
酸味と甘味のバランスが絶妙で。
好みだ〜〜って、うっとりしながら味わいました。
夜のスイデンテラス
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昼の明るい時間と全然表情を変える夜のお姿。
ライティングも雰囲気もステキで。
夜も絵になります。
アンテナショップ並みに充実したお土産コーナー
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ホテルで飲める山形の日本酒はもちろん
ワインも山形のワインがずらり。
そしておつまみやアイスまで地元のもの・・・
スモークがきいた玉子が絶妙なおいしさのスモッチもありました。
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COZABというところのジェラートが
どうやら人気なようだったんですよね。
食後に買っている人を何人かお見かけして。
わたしもつられて買っちゃいましたが、
ここのジェラート、軽すぎず素材の味がしっかり味わえて。
おいしかった♡
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寝心地抜群のベッドでゆっくり休んで。
一夜明けて朝ご飯のお時間です。
夜と同じカフェで同じ場所でいただきました。
晴れていたらテラス席もいいなあと思ったけど、
この日は、雨が降りだしそうなあやしいお天気で。
肌寒かったし中にしました。
地元の食材を使用した和食のセットです。
![](https://uetakemiyuki-onsen.com/sys/wp-content/uploads/2021/06/IMG_20210519_090144-scaled-e1623347733677.jpg)
ヨーグルト横の塩納豆がめちゃくちゃおいしかった!
塩納豆って酒田の郷土料理のようでして。
納豆を塩漬けにして発酵させたというWで発酵のもの。
醤油はいらなくて。そのまま食べます。
あと大好きすぎる孟宗汁も嬉しかったなあ。
スイデンテラスではお目にかかれないと思っていたし。
オシャレ仕様の妄想汁も上品な味わいでした。
感想・まとめ
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晴耕雨読の時を過ごす、がコンセプトのスイデンテラス 。
運営しているのは”ヤマガタデザイン”という会社で
約27万人の地元住民が株主で取り組んでいるホテルは
地方創生のお手本、そのものなんじゃないかと思う。
田んぼ、水田を魅せるというつくり。
晴れない日でもそれもまた風情があっていいというのは水田ならではかも。
コンセプトがとてもステキだけど
それだけではなくて
滞在中の時間も楽しいし、お部屋も快適。
Wi-Fiも高速だしワークも問題なくできる環境で。
温泉もインフィニティー。
かけ流しで美肌に近づく湯。
ここは連泊をして過ごしたいところだと泊まってみて実感、です。
(実際連泊の方が多かった)
アフターコロナで、
また孟宗筍シーズンにまた再訪したいな。
その時は酒バーが利用できますように。
住所 | 山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1 |
tel | 0235257424 |
web |
https://www.suiden-terrasse.yamagata-design.com |
日帰り時間 | 日帰り入浴不可 |
酒バー営業 | 週末のみ |