*蔵王の森の中に佇む美食宿*遠刈田温泉美と健康の温泉宿ゆと森倶楽部 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*蔵王の森の中に佇む美食宿*遠刈田温泉美と健康の温泉宿ゆと森倶楽部

最近思うのはコロナ禍で湯旅の仕方も、
わたし自身だいぶ変わったなぁ、ということなんです…

(前置き長めなので***まで飛ばしても…)

これまではお昼を抜いてでも温泉に入りたいと思っていたので、
それはそれはめちゃくちゃ忙しいものでした。

限られたオフの時間、
しかも明るい時間に日帰りの温泉に可能な限り、立ち寄りたいと思っていて。

秘湯を巡っていると人様のお昼の時間前後なんて、
温泉をゆっくり独占できる確率が高いので、食べる時間がもったいないな、と。

アルケマッカリーナなど、食事目的でその温泉地に行った時は例外だけど)

だから
食べないか、湯あたりしない程度に軽くコンビニで何か購入するかでした。

(北海道ではセイコーマートがはずせない)

ちなみに一番忙しい湯巡りをしたのは、
2010年〜2011年の1年間で九州温泉道を終わらせた時、かも。

九州にある指定の88湯を1年で巡ったのですが、
九州って広くてホントに大変で…修行そのもので湯編路さんですよ。

アナウンサーの仕事の隙間で1泊2日か2泊3日のオフを使って行ったから
時間を有効に活用したく、朝から宿にチェックインする時間ギリギリまで、
ひたすらレンタカー走らせ、サクッと温泉につかってスタンプゲットして。

正直特に頼まれている訳ではないのに、わたしは何を目指すのだろう?

なんて思いつつも始めてしまったからには後には引けぬ…

気がつけば1年間のうち7回の九州の各地に入り、
湯巡り、そしてスタンプ集めのために、走りまくってつかりまくって。

かなり体力を消耗しました。
よく巡ったよなぁ、わたし。

そしてどうにか泉人に認定されました。
本当に大変だった、けどいい湯との出会いがせめてもの救い。

美肌になるための修行と捉えて頑張った。。。
(ここが美肌修行温泉のはじまりです)

でも九州温泉道をしなかったら
宮崎のえびの界隈のよき湯とも出会えてなかっただろうしなと思うと、
やって良かったけど、2度目はもう無理……(198代泉人)

以来そんな忙しい湯巡りもできてしまうことをからだが覚えてしまいまして、

北海道、東北、島根鳥取あたりはもちろん
秘湯エリアではまだ知らぬよき湯との出会いを求めて
走りまくる湯旅が基本スタイルとなっていたのでした、コロナ前までは。

(温泉ビジホ、ドーミーやパコにも結構泊まっていたなぁ)

**********

なんて前置きが長くなってしまったけど、

日帰りで周辺にある掛け流しのよき湯に入れればいいから
その土地ならではのお食事がおいしくて、地酒が豊富なところに行きたい。

そして
そこまで温泉メインではない旅好きな人達が評価する宿を自分の目で見てみたい…

そんな思いからお得に泊まれるGoTo時こそはと、
普段はだいぶ後回しになりがちだけど以前から気になる湯宿に投宿していました。
(宿はいいけど湯が循環だとか、そんなところ)

そのうちのひとつ

美と健康の温泉宿 ゆと森倶楽部
今回はまとめようと思います。

コロナ禍もあるし
地元の方以外日帰り入浴を制限しているところもまだ結構あるということと、
リモートワークもだいぶ浸透したからリモートもできるので、
以前みたく、日帰りで温泉にばんばん立ち寄らず、
早めにチェックインしてワークするということを覚えたのでした。

ゆと森倶楽部の特徴

♨️蔵王山麓の広大な森の敷地に佇む、お酒好きが特によろこぶ宿

♨️オールインクルーシブ。財布要らず。好きなところで好きなものを楽しむ

♨️森でのアクティビティと環境で美をととのえる場所

♨️野菜を旬菜を組み合わせたお食事がどれも絶品

♨️ジェラートも食べ放題

広大な敷地にある宿。ワクワクしながらチェックイン

13万m2もある蔵王国定公園の森の中に建つゆと森倶楽部の周りは、
遠刈田温泉の中でも喧騒を離れた自然豊かな環境で、
蔵王連峰が見え、渓流がすぐそばというところ。

 

お宿に到着し、チェックインです〜

in15時から、out11時。

オールインクルーシブで事前決済していたので
記帳だけし、館内の説明を聞いて。

足早にお部屋へと向かいました。

Goto時だし最終的には結構人が泊まっていたけど
早めにチェックインした時はまだそんなにチェックインしている人は少なくて。

ゆっくり来た人が多かったみたいです。

 

ホテルでもないし旅館でもなくて。

心身共に美をつくる宿泊施設、という感じなのかな。

森のリゾートらしく、鍵がどんぐりでかわいい♡

2階だけどエレベーターで移動しました。

館内広いから結構いい運動になるなぁ、とも思ってしまいました…

チェックインを早めにしたものの
急ぎの仕事が入ってしまい、対応していたら薄暮の時でした。

客室は51室。

ひとりで利用したけどシングルはなく、2人で使うスタンダードのお部屋でした。

このほかにスイートルームもあります。

ひとり利用だし
雰囲気と美味しいものをいただければいいので
スタンダードで十分十分。

 

ベッドはシモンズなので寝心地最高です。

オールインクルーシブをめいいっぱい堪能

生ビールもご自由にどうぞ〜だけど
ジェラートも制限なんてなくて。

 

蔵王の牛乳で作ったジェラート、
食事前と食後、翌日と3回食べてしまうほど
めちゃくちゃおいしかった〜〜

特にピスタチオが濃厚で好みでした。

 

生ビール以外にコーヒーやお茶、お菓子やおかきもサービスです。

1階のお寛ぎスペースはこんな感じでした。

暖炉あり、
大きな窓から自然豊かな景色を楽しむことができます。

温泉の種類が豊富。森の離れの露天風呂が人気。

温泉は大浴場と露天風呂、
2つの貸し切り風呂(露天風呂付)
2つの渓流露天風呂、

と、温泉の種類が豊富です。

あと低温の岩盤サウナもありました。
やはり美をととのえる上でサウナも求める人が増えましたし、ね。

 

温泉は自家源泉が2本。
湯量豊富で温泉ソムリエ所持しているスタッフがいるところ、

ですが、ほとんどは循環で塩素も使用されていました。

 

 

特に森の離れの露天風呂が人気とのことで
まずは玄関で靴を履き(借りて)一旦外に出ます。

手つかずの自然が残る蔵王国定公園内で広大な森の中に佇んでいて
ここは敷地なのかどうかの境界線がわからないくらいだったな…

 

離れの露天風呂は2つあって男女別、
時間で男女が入れ替え制です。

利用時間は15時〜22時、翌朝6時から10時。

22時以降に清掃タイムとなって男女が変わります。

 

森の中を散策していると
美と健康づくりのためのヨガもできるスタジオみたいな素敵空間もありました。

コロナ感染予防のためヨガは中止していました…

雰囲気はいいし
岩盤サウナがしたい人はここがいいかな、と。

さらりとした浴感。
熱すぎずぬるすぎず。

この2つは塩素臭しなかったし、周辺見てもかけ流しだと思いました。

改めて森の中に囲まれていて
自然豊かなところにポツンとつかっている、という感覚。

男女別の大浴場は内湯と露天風呂があり

男女別の大浴場。

大きめの湯船がある内湯と露天風呂がありました。

 

館内にある貸切風呂2つ。

4人だと結構密かなというサイズの湯船で、
内湯は塩素臭をしっかり感じたけど
露天はそこまで感じなかったから露天でまったり〜

 

夜も結局ここを一番利用したのでした。

写真では暗いし分かりにくいけど
夜も暗くて怖いとは思わず、
むしろ自然浴が気持ちよかったです。

翌朝も。

朝日が湯面に反射し、その姿がきれいでした。

やはり明るい時間の方がいいなぁ。。。

温泉情報

●泉質:ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素・塩化物温泉

(蔵王の湯1号・2号混合泉)

●源泉温度:61.5℃と49.5℃

(加水・加温・循環式)

●pH 7.2

4年連続野菜ソムリエアワードを受賞した、野菜ソムリエ認定のお食事

お食事は館内になる「けやき食堂」でいただきます。

そしてそこには
豊富すぎるお酒たちもずらりと並んでいて。

まずはどんな日本酒があるのか?チェックをしてから
お食事をいただきに行きました。

 

オールインクルーシブ、とはいえ
これだけお酒の種類が豊富なところは他ではなかなかないなぁ、と。

びっくり、そしてめちゃくちゃうれしい〜〜♡

そうそう美と健康のお宿ですから
デトックスウォーターも3種類ありました。

…日本酒と共に飲む水はこのデトックスウォーターをたくさん飲んで悪酔防止

60種類以上の野菜豊富な食事、コース仕立てでフリースタイルで

地元の高原野菜や果物を使い、
その素材を余すことなく夕食と朝食でふんだんに使用しているけど、

物足りなさは全くなく。
でもヘビーな味なものはなくて。

おいしい〜〜!

旬菜と合わせて
しかも見た目も美しくて。

お酒と合わせて
あれこれと口に運びました。

ほうれん草とあんこうのフリットにメロメロになったけど、

 

フォラグラ大根のおいしさがかなり刺さって。

めちゃくちゃ好みでした。

おいしい〜〜〜〜!

 

日本酒が進んじゃって。進んじゃって。

頻繁に席を立ちました。

改めて見て、本当に進みまくりましたなぁ。

でも

種類飲みたいからちびちびとですが…

この日は乾坤一にときめきました。

宮城らしい食中酒として飲み疲れないキレイさ、
だけどふくよかさも次第に増してきて。

酸とのバランスもいいな〜

お食事ともピッタリでした。

スープやパエリアなんてのもあったけど
お酒と旬菜のお皿ですでに腹パン。

胃袋満員御礼、でした。

朝もフリースタイルで野菜たっぷり

一夜明けて。

朝食もけやき食堂です。
8時〜9時30分の間で好きな時に行くスタイルです。

野菜たっぷりな洋食が
ビュッフェ、オーダービュッフェで提供されました。

洋食で白米はありません。

絶対朝は和食派!っていう方だと辛いかもしれませんが
野菜スムージーもスープも種類が豊富。

サラダも高原野菜でたっぷりで
蔵王のチーズに牛乳を使った玉子料理、洋食メニュー、

だから

ここではせっかくだから洋食の、
しかも野菜ソムリエが認定したこだわりの野菜の世界を堪能するのもいいかも…

 

フレンチトーストと蔵王のクリームチーズにときめきました。

感想・まとめ

”美と健康の温泉宿”とついているし
行った人(普通の旅好きな方々)が口を揃えて最高と言うので

行ってみたいなぁ、と積年。

ようやくGotoのおかげで叶えることができ、
行ってみて思うのはやはり湯宿として宿のサービスは本当に最高だと思います。

温泉に関してはもっと上手な利用方法もあるよなぁと
温泉好き目線では個人的に思ってしまうけど、

でも、そんなことはどうでもいいや。
ごちゃごちゃ言うのはやめました〜w

お食事のレベルの高さ、
お酒の豊富さ、
オールインクルーシブの充実さ…

最高です。本当に。

 

コロナでなければヨガも乗馬もできるとのことだし
アクティビティも充実しているので、
ここでリフレッシュ、心身ともに健康を手に入れることができるなぁと思いました。

住所 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上ノ原128
tel 0570-05-2311
web
https://www.ichinobo.com/yutomori/
日帰り時間 *日帰りディナープランの利用で可
料金 13,300円(入湯税含)〜
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