温泉が大好きですが
街歩きも大好きで、酒場放浪はもっと好き。

1泊２食付きならお食事が美味しいと評判のお宿に投宿するけど、
有名な温泉地なら特にその土地に根づいたいいお店が必ずあるので、
そんなお店との出会いがたまらないな、と思っています。

あと、たくさん湯巡りをすると決めている時は、
温泉付きのビジホ（ドーミーとかパコが好み）にして
夜な夜な酒場探索をすることが多くて。

旅において

その土地ならではの美食、地酒をとことん味わえたらいいなと思っています。

今回アップするのは甲府でお気に入りのひとつ、

「七賢」の蔵が直営している居酒屋

ミネラルウォーター発祥の地である山梨。

南アルプスの麓にある「日本名水百選」にも選ばれている白州の名水は、
軟水。

その特性を活かした地酒「七賢」

季節、磨き方にもよるけど
基本的にはフルーティーさはあっても、軽快タイプなものが多く、
飲み疲れしないので、わたしは山梨の地酒では七賢が好みなのです。

蔵は北杜市にあります。

七賢の直営店なので、
季節の七賢がフルラインナップ揃ってます。

メニュー見たら正直これだけ？と思いましたが、
店員さんに聞くとメニュー以外の七賢が出てきましたよ。

2月だと季節限定酒は、春しぼり。

精米歩合70％でアルコール度数16℃と見ると
ガッつち濃厚なのかな？と思いきや・・・

麹米を５７％まで磨いて大吟醸並に時間をかけて作られたのだそうで、

口に含むと淡麗でスッキリ。
ほのかなフルーティーさが爽やかで心地よかったな。

せっかくなので
山梨銘醸と直営店でしか出会えない” 劉伶（りゅうれい）”を。

劉伶とは、七賢の一人を冠したのだとか。

純米大吟醸。

フルーティーすぎるわけではなくて、軽快さが感じられ、

甘さ、酸味のバランスが絶妙で、ほんの少し苦味もある・・・

でもバランスがサイコーでした。

店内も昭和な居酒屋風な造りだけど、
それに似合いそうな、そんなメニューが多くほっこりしました。

地鶏推しなので、たたき と焼き鳥を。

七賢とよくお似合いで
両方おいしさが増したなぁ。

梅水晶は大好きなのであればオーダーします。

広めの店内だけど店員の方は親切だし、よく気がついてくれる、

居心地もいいので
甲府ナイトならここは毎回行きたいところだと思ったのでした。