温泉好きな方なら一度は耳にしたことがあるだろう

「日本三大美人の湯」

そのうちのひとつが、群馬県にある川中温泉にありまして。

しかものみ不可。
宿泊しないと温泉に入ることができないのです。

ぬる湯だし
本来は季節を変えた方がぬる湯のありがたみを実感できるのだろうけど、

逆にオフシーズンの今は
日本秘湯を守る会でもリーズナブルに泊まれるキャンペーンを行っていまして。

この季節はこの季節なりの魅力を求めて
そして美人になりたいので、

川中温泉かど半旅館にお邪魔してきました。

中に入り、帳場にていろいろ記入していたら
ふと目についた美人の湯。

さらに、あちこちにおかめとひょっとこがあって。

聞いた見たらお宿のイメージキャラクターとしているのだそうです。

館内あちこちでお見かけしますし、

写真撮り忘れちゃったけど
浴衣の柄もおかめとひょっとこでしたよ。

温泉は男女別の内湯と、混浴の露天風呂があります。

混浴の露天風呂が３５℃弱の源泉をそのまま使用しているのと、
季節の景色を堪能することができるので、ここはぜひ入りたいところ。

女性専用の時間も設けられています。

ただ、
覚悟はしていたけどこの時期の露天風呂は入るまでしんどいし、
入ってもしばらく体が温まる実感がないけど、

外の気温は低かった中でも
湯口付近で湯浴みすると、ゆっくり入っていられることができました。

そしてなんかクセになる・・・？

ちょっとお肌にまとわりつくかのような浴感の湯は
まさに美人の湯。

すべすべ感がすごいの！

お肌のコンディションが良くなったなあと
その場で実感できました。

ぬる湯のベストシーズンは格別の良さがあるけど
ぬる湯オフシーズンの今でも、
逆に温泉のいい成分が肌によく浸透していくかのような、

そんなようにも感じたり。

・・・でも、結構寒いけど。

内湯は加温されていますので、今の時期でも安心。

加温されていても美人の湯らしさはちゃんとあって。

とても気持ちいい温泉です。

レトロな雰囲気も、なんだかほっこりしてきます。

温泉はいつでも入ることができるので

夕方も夜も、朝もたっぷりと美人の湯を
余すところなく浴びてきました。

湯上り後のすべすべ、モチモチ感がたまらない♡

夕食は18時からで、一斉スタートです。

群馬ならではの郷土料理、こんにゃく料理と素朴ながらも
すごく丁寧に作られていて。

鯉のレアな部位もいただくことができました。

温もりを感じながら、
地酒でカンパイ♡

お宿オリジナルで作ってもらった地酒。

純米酒はとてもきれいなタイプで
食中酒にピッタリ。

郷土料理とペアリングしました。

一夜明けて朝ごはん。

8時から一斉スタートです。

玉子焼きも豆腐もどこか斬新さが感じられた
お宿オリジナルの朝ごはん。

女将さんをはじめ、スタッフみんなで作っているのだそうです。

なんか

心に染みるものばかりでした。

しみじみ、おいしい。

女将さんいわく
リピーターの皆様が持参してくださったの〜と集められた

おかめとひょっとこグッズ。

この多さからも多くの人を魅了してきたお宿なんだなぁと思ったのでした。

女将さんもとても素敵な方なのです。

距離感も絶妙。

笑顔も雰囲気も素晴らしくて、
女性として見習いたいなぁ。

このお宿で

温泉もとても良いんだけど
ココロも美人になりたいなぁと思った湯宿でした。

●泉質：カルシウムー硫酸塩温泉
（源泉名も、なんと美人の湯！）

●ph：8.7

●泉温：34.6℃

＊効能にも冷え性、美肌効果と書かれています