赤倉温泉 赤倉観光ホテル宿泊記|人生で一度は行きたい雲の上の絶景ホテル | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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赤倉温泉 赤倉観光ホテル宿泊記|人生で一度は行きたい雲の上の絶景ホテル

新潟県妙高市にある、

赤倉観光ホテル

 

ここは

昭和12年に妙高山の中腹に開業した
老舗、クラッシックホテルです。

昭和天皇・皇后もいらしたという
格式ある高原のリゾートホテルなのだそうで、
今もリピーターが絶えないところ。

標高1000メートルを超える場所に建ち
絶景を見下ろすロケーションが素敵すぎて
絶景ビューを求めて旅がしたい人には激しくオススメです。

こちらのホテルに泊まるのは人生で2度目。

前回は10年以上前に
今はこの世にいない母と宿泊したことがあって。

少し前にプレミアム棟が完成しているし
以前とはだいぶ変わったなぁと思ったので再訪したいなぁと思っていて。

久しぶりに赤倉観光ホテルへ行き、プレミアム棟に泊まってきました。

赤倉観光ホテルの特徴

♨️絶景ビューを求めてリピーターが続出

♨️タイミング次第では雲海が見える、かも

♨️日本の高原リゾートの草分けとして昭和12年創業のクラッシックホテル

♨️妙高山北地獄谷から自然湧出したダブルの美人の湯も堪能できる

 

ベストシーズンは?

ここを訪れる人たちの多くの方が期待するのは
雲海だと思います。

わたしもそう。

 

前回は全然見ることができなかったし
今回だって見れるかわからない。

雲海そのものは、1年中で出る時は出るとのことだけど、
比較的出やすのは梅雨入り前後と12月前のスノーシーズン直前くらいだそうで。

スタッフさんいわく

前の日が霧に包まれた日で
翌日が晴れなら雲海が出やすいのだとか。

 

うんうん。

これで翌日晴れてくれたら雲海がもしかしたら見れる、かも〜〜

チェックイン

チェックインは15時から。

 

この日は新幹線で長野入りしてから
長野で絶品そばを食べて。
その後しなの鉄道「妙高高原駅」へ向かいました。

次の日のチェックアウト後はそのまま都内に戻って仕事があったので
サクッと移動できる新幹線は、ほんと楽ちん。

東京駅から長野駅までは1時間30分弱くらいで着くし、
妙高高原からはホテルの送迎サービスも利用できるので
今回は送迎を事前に予約をしておきました。

無料送迎バスの時刻表

駅からホテルまではだいたい20分くらい。

14時10分と15時と迷ったけど
早めに着いてもラウンジでドリンク飲みながら待てると聞いたので
早めに向かいました。

同じように思うゲストの方、
結構いらしたそうで。

送迎バスは満席状態でした。

チェックインの手続きをし
お部屋へとひとりで向かいます。

前回は本館に泊まったのでロビーのところからの移動もしやすかったけど
今回はプレミアム棟で一番奥に完成したところなので
長めの導線を歩きましたよ。

10年以上前と比べたら
そりゃあそうだという感じだけど

プレミアム棟ができてからだいぶスタイリッシュさも加わって。

より絶景を楽しむ造りとなっていています。

プレミアム棟のお部屋

お部屋に到着しました〜〜

146号室です。

 

それでは一晩お世話になります。

2016年にプレミアム棟ができて
シングル仕様のお部屋が加わりました。

この1人専用ルーム、
実は眺望ものぞめなくて。
そしてお部屋に温泉もついていないのです。

その分広々としたシャワールームをつけたのだそうで。

きっと外国人観光客や
温泉よりもクラッシックホテルの空間を楽しみたい方ならば
広めのシャワールームは嬉しいのかもだけど、

温泉メインの旅をしたい民としては
お部屋に美人の湯と絶景が楽しめる温泉が欲しいなぁと思ってしまう。

 

ちなみに

OTAのサイトだとかネットからの予約ではできないけど
電話で直接予約なら、
空室があれば1人でも温泉付きのお部屋に泊まれるのだとか。

ただしお値段は2人分くらいするけど……

眺望が良い部屋ではないと公式サイトにも書いてあったけど
実際その通りでしたw

妙高山側と言えばそうだけど
実際のところ駐車場ビューでしたよ。

グラスやお茶は
作業デスクの下のスペースをうまく使っていました。

不足なく用意されています。

冷蔵庫の中

ホテルの中には売店はあるけど
自販機はなくて。

飲み物は冷蔵庫にて
別途有料でいただくことができます。

浴衣の他に
羽織るスタイルの着物があって。

 

基本的に大浴場やロビーは浴衣でもOKだけど
カフェテラスや和食、バーは着物の羽織を使えばOK
フレンチ、イタリアンダイニングへは浴衣も着物の羽織もNG とのこと。

チェックイン時にも説明がありました。

家族風呂

本館に家族風呂があります。

この家族風呂はチェックインしてから
予約ボードに自分で記入するスタイル。

利用できるのは6時〜24時まで。

予約は早い者勝ちです。

仄かな硫黄の香りがする浴室。

1人ではもちろん2人でもゆったり入れるくらいのサイズの湯船。

少しアチチめの湯で
湯に浸かると湯船の底に沈んでいた湯の華が浮遊しました。

湯上がり後のお肌、しっとり。保湿できました。

そうそう。

ここ、シャワーがこっそりあります。

大浴場

*大浴場は撮影禁止なので、許可をいただき無人時に撮影しています

 

大浴場は男女別。
SPA&SUITE棟にあります。

それでは大浴場に行きましょう。

 

 

内湯

ホテルの規模も規模なだけに
大きめの展望内風呂となっています。

だいたい15人くらいは同時に入っても大丈夫そうなくらいのサイズ。

季節によって加温したり加水して調整することもあるそうですが
この時期は自然湧出した湯を掛け流しで楽しむことができました。

内湯からも絶景を見下ろすことができるし
開放感もかなりあります。

女性の方だとドライサウナの他にミストサウナもあります。

90度くらいのドライサウナからも絶景を楽しめましたよ。

じわじわ、しっかり汗が出てくる……

水風呂は18〜19度くらいでした。

絶景露天風呂

タイミングよければ露天風呂からも雲海が見れることもあるとのことで

今回、露天風呂からはよく見たら
遠くになんとなく雲海が広がっていたかなというくらい。

それでも野尻湖も見えて
絶景を楽しむことができる露天風呂は眼福至福。

お久しぶりの
チョコレートファウンテン見たいな湯口。

やはりよく見ると雲海が現れてくれていました。

 

40℃くらいの湯温。

 

息をのむほどの絶景温泉を楽しみつつ

炭酸水素塩泉と硫酸塩泉、ダブルで美人の湯をここで堪能できて
湯までも申し分ない、というか素晴らしいのですから

絶景だけでは物足りない、
美人の湯を実感できる温泉に入りたいという方に

とてもよく刺さる温泉ホテルなんじゃないかな、と。

 

ここの客室露天風呂付きのお部屋ならば
きっと大切な彼女や奥様がとても喜んでくれるはず。

温泉情報

・泉質:カルシウム・マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉

・泉温:50.2℃

・pH 7.0

・メタケイ酸:243mg

・成分総計:1321mg/kg

ロビーでドリンクサービス

チェックインちょい前から17時まで。

ロビーにてフリードリンクのサービスがありまして。

アルコール類とアルコールなしのジュースを
フリーでいただくことができます。

到着した日は霧がすごかったので景色は見えないけど

ロビーの窓からも絶景を見下ろすことができます。

 

この生ビールは、 SAPPOROの新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」

缶でも大好きだけど
生はもっと好き。大好き。

2杯いただきました〜〜

 

キャンディチーズもご自由にお持ちください、となっています。

ディナー

ディナーは3箇所

正統派のフレンチ「メインダイニングルーム ソルビエ」
・日本料理レストラン「旬彩ダイニング 白樺」(懐石、すき焼き、しゃぶしゃぶ)
・グリル料理イタリアン「アクアダイニング」

OTAでも予約時に選びます。

以前フレンチだったから和食と迷ったけど
結局ソルビエのフレンチに。

ドリンクメニュー

ワインも豊富にあります。

でも、わたしはここでしかいただけない日本酒をいただきます。

 

 

コースは決められているものの他
当日でも追加メニューに変えることができるし
そしてさりげなく勧められるけど

前回食べてみてボリュームも結構あったので
わたしはスタンダードにしました。

ホテルオリジナルの君の井 純米吟醸からスタートです。

 

それではかんぱーーーい

\(^o^)/🍶

 

まずは純米酒でマリネした本鱒の低温コンフィ
季節の野菜添えられています。

 

このコンフィ、純米酒のマリネ具合と低温熟成具合が絶妙で。
とてもおいしい〜〜〜

 

パンはホテルで焼いていて販売もしています。

一番左のシャンピニオンが好みに刺さりました。

鱧のベニエ

夏野菜が添えられていて
これも程よい酸味のあるソースが好みの味でした。

人参のポタージュ

これは+1,100円で伝統のビーフコンソメスープに変更できて。
スタッフさんにも勧められるけど変えずにポタージュに。

 

正解だったなぁ。

新潟の雪下人参ポタージュはこだわりの人参の甘味が強く出ていて。

濃厚だけどこれも好き。おいしい。

実は以前コンソメスープはいただいていまして。

コンソメの奥深さみたいなのがあまり感じられず
さらにタピオカとじゅんさいが入っていたのが不思議な感じがして。

正直、期待ハズレだなぁと思ってしまったのです。

 

ポタージュにしてよかった〜〜

メインは牛フィレ肉のステーキにしました。

レフォールソースと特製和風ソースと選ぶことができるので
レフォールソースに。

日本酒は君の井の純米吟醸にして、
大吟醸よりは米のふくよかさを感じられるものと合わせたけど、

このレフォールソース、ちょっとしょっぱい。塩味が強かった……

和風にすればよかったかな。

宮崎県産マンゴーとココナッツのブランマンジェ
レモンのグラニテとともに

これ、マンゴーのおいしさがかなり引き出されていて
すごく好みでした。

コーヒー、紅茶、ハーブティーを食後に選べて。

ハーブティーも選べるけど美肌になりたいのでローズヒップを選びました。

 

正統派フレンチソルビエでの食事は期待値がどうしても大きくなってしまう分
どうしても辛口ジャッジになってしまうけど……

サービスも良く、空間や雰囲気は素晴らしいので
気分を上げてくれるところだなとは改めて思いました。

君の井は蔵にも行ったことがあるし
特徴を説明できるくらいいろいろいただいてきたけど
赤カンオリジナルの君の井は吟醸香が強めで華やかさが強く出ていて。

お食事との相性はピッタリ。

 

でも本当は白樺の中にこっそりある富寿司 蔵が気になっていて。

評判がいいし、できれば蔵にしたい気持ちもあったけど
OTAからは選べなかったし、
久しぶりにソルビエのお食事もいただきたかったのでフレンチに。

でももうフレンチはいいかな、と。

 

3度目があれば、次こそは富寿司にしたいな。

絶景すぎる雲海

このホテルではやはりゲストの多く方が雲海狙いだと思うのです。

夏至前、日の出は4時30分すぎとのことで
早めに寝てのぞみました。

アクアテラスには、やはり雲海狙いのゲストさんが多数。
スマホや本気カメラで待ち構えています。

時刻、4時31分でこのくらいの日の出。

うーん。

遠くに雲海がそういえばあるかもっていうくらいで
よく見ないとわからないレベルかも。

10分ごとに全然違う表情を見せてくれて。

ずっと見ていても飽きない、絶景ぶり。

なんだか、心が洗われて。浄化されていく感じ。

スマホのカメラロールにはたくさんの絶景でいっぱいw

もこもこの雲海はさすがに厳しいかなと思ったけど
朝一番の温泉から出て。

またアクアテラスに行ってみたら
雲海がさらに多く出現していました。

 

これでも十分嬉しい〜〜!

 

雲海を拝めるかどうかはその時次第。

神のみぞ知るけど、

雲海が見えるのなら
お部屋に絶景露天風呂が付いたところに泊まって
湯に浸かりながら雲海が現れてくれたら最高すぎる。

いつかはやはり赤カンといえばの127号室に泊まってみたい気持ちもあるので
127号室の予約こそ全然取れないけど
ご縁があって泊まる時に雲海が見れたらいいなあ。

朝食

朝食は現在だと2択。

・アクアダイニング 洋食メニュー
・旬彩ダイニング白樺 和洋中バイキング

OTAからの予約だと白樺になるようで。

白樺へと向かいました。

スパークリングがあるので
控えめに1杯だけ……
(仕事でなければもっと飲みたかった)

10年以上前の話をしても、っていう感じだけど
以前はもっと朝食がおいしかったという印象があっただけに
今回いただいた朝食ビュッフェの内容には
正直いうとちょっとがっかりしちゃいました。

 

実名だけど
絶景やサービスは素晴らしいだけに
あえてスルーせずに正直に書くと、

ねえ、どうしたの?

なんだか、今やビジホでももっと頑張っているところが多いから
余計に寂しくなるような内容だったんですよね。

ちょっともう少し頑張ってほしいなぁと。

それでも早朝から雲海みたさで朝活したから
お腹も空いたので、サラダや野菜を中心にいただきます。

温野菜、ヤングコーンとオリジナルバターの組み合わせがよかったけど
フレンチトーストも特に印象に残るものではなく。

チーズも普通のスーパーで売っているチーズなのは
クラッシックホテルとしてどうなんだろうと思うところで。

間違いはないけど
ホテルの価格帯からしたらもう少し頑張ってほしい気持ちも。

このバターは新潟らしくて好き。

ここ、ピラフがおいしいなぁと以前思って。

ビュッフェにあったからちょっといただいたら
このピラフは以前とあまり変わらずおいしかった〜〜

これが以前だけど
ランチにソルビエでいただいたオムライス。

絶品だったのにな。

今、ソルビエはディナーだけになってしまって残念。

ちなみに。

以前はソルビエで洋食メニューをいただいて。

・アメリカンブレックファースト
・ヘルシーブレックファースト かを選べました。

アメリカンに。

まぁオムレツとか、
これでおいしくなかったら罪でしょうと思うけど・・・

実際ホテルならでは感のオムレツがおいしかったし
パンケーキも素朴でよかった印象があったので。

 

こんなこと言いたくないけど期待していただけに
今回の朝食ビュッフェは、ちょっとがっかりしてしまったのでした。

感想・まとめ

よき美人の湯、ガチの美肌温泉と絶景を楽しみたい!

毎日頑張っている自分へのご褒美や
大切な人と素敵なクラッシックホテルで記念日を過ごしたい!

 

そんな非日常を味わうのにピッタリなクラッシックホテルだと思います。

だいぶ久しぶりに来ても、改めて実感しました。
実際絶景と美人の湯を両方楽しめるところはあまり多くないし。

 

憧れの127号室にはやはり泊まってみたいし
さらに欲をかけばもこもこの雲海にも出会いたいから
またいつかは来て、今度こそは気になるお寿司をいただいてみたいな。

 

でも、朝食のビュッフェはもう少し頑張って欲しいかも・・・

 

決してお安いホテルじゃないし格式あるホテルなだけに
もっと朝もクラッシック感を朝でも楽しめたら、よりいいのになと思いました。

 

次回は直接予約して、
ビュフェをやめてアクアダイニングにしてみよう。

 

127号室か、
またはプレミアム棟の露天風呂付きに泊まれる日が来たらいいな。

住所 新潟県妙高市田切216
tel 0255-87-2501
web
https://www.akr-hotel.com/restaurant/
日帰り入浴 のみ不可 *お食事とセットのプランあり
ひとり泊 可能 シングルルームあり
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