そもそも温泉の沼にハマったきっかけが
北東北の温泉に湧く美肌によき湯たちとの出会いからだったので、
住んでいた岩手だけではなく、秋田も青森も愛おしくて。

そして

久しぶりに行ってもどこかホッとするんですよね。。。

昭和レトロが流行る今こそ
昭和レトロな雰囲気の浴室にある湯力ある温泉たちって
今こそ時代の最先端なのでは？とふと思ってしまう、という

流行りもなんでも温泉に置き換えてしまう脳内温泉変換器を持つ、わたし。

絶景＝海・山・シティービュー

これら以外にぜひ昭和レトロな雰囲気がサイコーな浴室も
ぜひぜひ加えて欲しいと思う、今日この頃。

♨️

青森県黒石市にある黒石温泉郷、

そもそも黒石温泉郷とは
浅瀬石川沿いにある温湯温泉、落合温泉、板留温泉、長寿温泉の４つからなる温泉郷のこと。

レトロな雰囲気が残る温泉街。

泉質も単純温泉や硫酸塩泉、塩化物泉とさまざまな温泉が楽しめるので
美肌湯治や美肌修行としてもよき。

個性が強くない湯が多くて、
デリケートな肌質の方でも温泉をじっくり楽しめるところです。

そのうちのひとつ、
温湯温泉　ファミリー温泉山賊館を
今回はまとめようと思います。

近く、山賊館のある通りを隔てた真向かいには
早朝から営業していていつ行っても大人気で混み合っている「鶴の湯」があるけど、

ここも朝7時から日帰り入浴を受け入れてくださっていて。
のんびりゆっくり湯を堪能できるのが魅力的。

金魚ねぶたに出迎えられ、中へと入りました。

外観はちょっとシンプルなビジホ風にも見えるけど

中は白の壁紙と木目調、
それに合わせたかのような家具選びがあたたかな雰囲気。

大きな邸宅にお邪魔しているような感じでした。

客室は全部で9室。

2階にも客室がありました。

目立つ立派なキッチンもあったので
ここで湯治するのもいいなあと思ったり。

温泉は1階にあって、男女別内湯のみ。

シンプルな脱衣所はすっきりとしてます。

コンパクトなドレッサーやドライヤーなどがありました。

それでは温泉へと行きましょう。

中に入るとアブラ臭に出迎えられました。

５人くらいサイズの浴槽。

無色透明の湯は硫酸塩泉（芒硝）かけ流し。

42℃ほどの湯は、
肌なじみも良くて気持ちいい湯。うっとり。

3つあるカランからも源泉が出ていて。

たまご臭、強く感じました。

シャンプーもリンスインではなく
オシャレ感があるKOSEで。
いいアメニティが使われています。

屋号と関係しているのかな、
この湯口は山賊様。

ちょっと困り顔風、それとも何か語りたげなのか・・・

お口からは燻されたかのような焦げた硫黄臭がする湯が吐き出され
鮮度抜群の湯を湯船に注いでくれています。

ツルツルすべすべがめちゃくちゃ気持ちいい〜〜

はあ。たまらん。

内湯の窓を開けると
目の前には川が流れていて。

のどかがホッとするなあ。

湯から出たり入ったり。

山賊様をチラチラ見ながら
しっとりメタケイ酸を含んだ美人の湯をたっぷり湯浴みしました。

●泉質：ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉（低張性弱アルカリ性高温泉）

●泉温：51.5℃

●pH:7.98

●成分総計：1571g/kg