川左岸の戸倉温泉と上山田温泉、
右岸の新戸倉温泉の総称が信州戸倉上山田温泉。

長野といえば、
野沢温泉や渋温泉、湯田中温泉、別所温泉などなど・・・

歴史ある旅館が多く、
旅館の温泉が素晴らしいところが多いなと思っています。

戸倉上山田温泉もしかり。

何度か日帰りでいくつかの温泉に立ち寄ったことがあったけど
ゆっくり泊まったことがなかったので
今回はせっかくだから日帰り入浴不可、のみ不可宿に投宿しました。

♨️時間によって、日によって色が変わる七不思議の湯

♨️創業当時の湯殿を再現した”大正ロマンの湯”のレトロな世界が人気

♨️さまざまな湯船で温泉を堪能できる（男女19時30分で入れ替わり）

♨️素泊まりプランがある（→温泉街酒場放浪ができる♡）

入口すぐのところに足湯があったり、
館内に入ると水琴窟があったり、

温泉以外でも楽しめるスポットがいくつかありました。

ちょっと休憩する場所もなんだかほっこりできる空間。

一番人気、

というよりこの浴室と温泉目当てのゲストが多いのではないか？と思う
創業当時の湯殿「大正ロマンの湯」

男女が19時すぎに掃除に入って入れ替わるので
女性は19時30分~〜翌日10時までこの湯に入ることができます。

浴室に入るドアのフチがエミリオブッチのようで、ときめいて。

中に入ったら
事前に写真で見ていたステンドグラスと豆タイルが美しすぎるレトロな世界で…

湯はブルーがかったエメラルドグリーンのような色にうっとり。
（奥が千曲源泉、手前が上山田源泉）

よく見ると黒い湯の華が舞っています。

ゴム臭、焦げたにおいが感じられる硫黄臭。

あつすぎないけど、
浴室と豆タイルの世界に酔っていると
汗が滲んでくる湯です。

「飛泉の湯」

女性はc/iしてから19時までこの湯に入ることができます。

わたしはギリギリ夕陽前に入ることができましたが、
できるならばこの湯宿へは早めにインすることを推したいな、と。

時間によっても微妙に色が変わると言われている温泉は、

わたしの時はエメラルドグリーンとメロンゼリーみたいなグリーンでした。
（左が上山田、右が千曲源泉）

窓にあしらった障子も雰囲気があって良き。

他にも「須磨子の湯」「庭樹の湯」「象山の湯」「聴瀧の湯」とあって
本当にバラエティに富んでいます。

これらは２本の源泉をブレンドした混合泉。

少し焦げたゴム臭の硫黄臭が感じられた湯。

11月初旬でギリギリ紅葉を楽しみながらの湯浴みでした。

＊公式HPで２本の源泉を使用の旨が書かれていますが分析表はひとつしか見当たらず

●源泉地名：”戸倉上山田温泉”

●泉質：アルカリ性単純硫黄温泉

●泉温：44℃

●pH: 8.61

●成分総計：0.5361g/kg

1泊２食付きだと、
夕食は信州牛を使ったすき焼きやキノコ釜飯などが振る舞われます。

でも

わたしはボリュームたっぷりの宿ごはんより、
街歩きして地酒とその土地の人気店に行きたいなと。

個人的な好みですが、
最近温泉街で酒場放浪できそうな環境だと素泊まりで酒場放浪したくなります。

今回も２件、

・万蔵でジンギスカンとご当地おしぼりうどん

・みのや四代目で地酒

両方大正解♡

地酒は地酒、佐久の花の県内限定販売の裏があって。

フレッシュさとやわらかな吟醸香のバランスに、もうたまらん〜となりました。

ご家族だったり
お酒を嗜まない方なら宿ごはんの方がいいと思いますが、
地酒好きならば、こんな酒場放浪をする湯旅もオススメです。