「なんか」しかない 居酒屋ちょっくん
温泉街をぶらぶら夜に散策するのが大好き。
せっかくの湯旅だから
温泉もご当地ならではの食や地酒をとことん味わい尽くしたい。
そう思って夜な夜な温泉街を酒場放浪することにしています。
多くのゲストが訪れる有名な温泉地では
だいたい素敵だなあと思う居酒屋があって。
そこでの一期一会の出会いや過ごす時間が
たまらなく心地よいひとときなんです。
だから有名温泉地では、基本素泊まりばかり。
ということで夜ご飯を求めて
夜な夜な渋温泉をふらふらしていてピンときて入ってみた
ちょっくん
ここ最高すぎました!
今は
ゲストとの記念撮影のポラがずらりと並んでいるけど・・・
以前はメニューがずらーーーーりと並んでいました。
圧巻。
でも、
この時からたくさん並んでいる手書きメニューはダミーで。
このお店には「なんか」しかありません。
これのみです。
なんか食べたい、
なんか飲みたい、
これでその日のなんかが出てくるというシステム。
す、すごいなあ。
でもこれが楽しいのです。
季節感あるメニュー
ご当地メニュー
そして
家庭的なメニューなどなど
その日によって何があるのかわからないのがこのお店。
信州ならではの野沢菜はだいたいあるかなあ。
ちょっくん手作りでちょっとピリ辛でお酒が進む味です。
郷土料理の野沢菜の酒粕煮も
行者ニンニクの餃子も
魚のカマも・・・
みんな「なんか」
どれもおいしくて
やさしさやぬくもり、愛情がかなり注入されていると思うものばかりです。
・・・以前日本酒のなんかもあって、すごい日本酒が出てきたこともあった
「なんか」もおもしろいけど
ここはやはりオーナーのトオルさんとママさんが素敵です。
旅人を温かく迎えてくれるし、
様々なテーマのお話で距離感が縮まって。
本当に温かいお店で心地よくて。
ふらりと行ったお店で
こんな素晴らしい出会いがあるということの味を覚えてしまうと
やはり温泉街酒場放浪はやめられない。
渋温泉に行ったら
ここには絶対に立ち寄るぞー!
そう思ったお店でした。