2024年12月13日
新著 おとな「ひとり温泉旅」のススメ（三笠書房）が発売となりました。

周りでもひとり温泉旅をはじめてハマった人が増えてきた・・・
気兼ねなくマイペースな温泉旅がしたい・・・

でもはじめの一歩が踏み出せないという方は特にオススメしたいと思い
まとめた本になります。

ひとり旅の背中を押す本ではありますが
そもそもの部分、

例えば温泉の泉質のことや美肌になる温泉とは？といった
温泉のトリセツのような本でもあるので
温泉好きな方ならきっとお役に立てる一冊だと思います。

ぜひお手に取っていただけたら嬉しすぎますm(_ _)m

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そろそろ放射能泉、ラドン泉でご自愛したいなあという気持ちになったので
鳥取県にある三朝温泉にご自愛温泉旅へ。
（今年4月のことだけど）

今回1泊でお世話になったのは、
以前から気になっていた バルコス三朝荘でした。

✅自家源泉の放射能泉を吸える温泉オンドルが気になる

✅バッグメーカーバルコスのセンスよき湯宿ってどんななんだろう

まだあまり情報がなかったけど
口コミもよかったので自分の目とからだで味わいたくて
泊まりに行ってきました。

☺️

三朝温泉の放射能泉は特にいろいろレアだったりするんです。

10ある療養泉のうち希少な放射能泉の温泉。

放射能泉を代表する温泉地といえば
鳥取県にある三朝温泉なのですが
ここは放射能泉の中でも温泉が高温気味という特徴がありまして。

放射能泉を冷泉ではなく温泉を楽しめるのは、
全国見てもかなりレアで貴重だったりします。

ラドン泉は泉質の特性上気化してしまうので
「吸える」温泉であることが理想的。

吸うことでホルシミス効果を実感できるよう
しっかりからだに取りこみたいのです。

呼吸で体内に入ると血液をめぐり全身の細胞を刺激することで
免疫力や自然治癒力が高められるということ。

三朝温泉ではその特性を活かした「吸える温泉」「すーはー温泉」を
提供してくださる施設、湯宿がいくつかあるので
ヘロヘロにくたびれきった心を身体を癒し、ご自愛するのにピッタリ。

湯に入る前と後とでだいぶ違いを実感できますよ。

♨️1日９組限定「百年庭園」が素敵な自家源泉かけ流し宿

♨️誰にも会わない「静寂と温泉」がコンセプト

♨️吸える温泉、高濃度オンドルが素晴らしい

♨️自家源泉の温泉を使って炊いたご飯や温泉コーヒーが楽しめる

チェックインは15時からと宿の標準時間。

宿のオンドルも楽しみたいけど
三朝の湯めぐり散歩もしたいなあと思い

結局16時すぎにチェックインしたのでした。

宿帳をかいてこの日お世話になるお部屋へ。

ロビーからも素敵な庭園の美景を楽しめますが
どのお部屋からもお庭が見えるようになっている造りなんだそうで。

もともと昭和31年創業の明治荘だったところを
バルコスが買取り、リニューアル。

2022年7月にリニューアルオープンし
そこでさらにラドン温泉を堪能できるようにしたり
館内も和モダンスタイルとなりました。

お宿の方にご案内していただきながら
この日アサインしてもらったお部屋へ向かいます〜

1日９組限定のお宿。

お部屋はもう少しあるけど
今は9室しか使っていないとのこと。

お部屋は106号室です。

キーホルダーもレザーで、さすがバルコスさんといった感じ。

それでは一晩お世話になります〜〜

ベッドのあるお部屋と
和室で布団のお部屋とを予約段階で選ぶので
なんとなく和室にしてみたのでした。

和室と広縁のあるお部屋でゆったりとできる造り。

Wi-Fiはこの日がご機嫌悪かったのか
この部屋では使えなかったので
別室をWi-Fi使う時に利用させてもらったのでした。

ティッシュカバーもレザーでおしゃれだし
家具もセンスよくまとめられているあたり
さすがファッションブランドバルコスの宿だなあと。

2ドアの冷蔵庫も室内にありましたよ。

改めて30秒で三朝温泉、放射能泉をプチ解説。

ラドン泉がホルミシス効果をもたらします。
ラドンはラジウムが崩壊して生じる気体で、
呼吸で体内に入ると細胞を刺激し、新陳代謝を促進。
免疫力を高め、老化や生活習慣病の予防に役立つという尊い温泉です。

☺️

お部屋にはお風呂のようで
実は蛇口を捻ると温泉が出てきます。

嬉しい〜〜〜

普通に出してみたらがっつり激アチチ湯だったので
かなり湯をしぼってゆっくりと湯船に注いだのでした。

少しブルーがかった湯。

気化するので……部屋風呂ですーはーしつつ湯浴みができるの、最高！

大浴場にも浸かりに行きましょう〜〜

大浴場は途中で男女が入れ替わります。

この日は夜に替わり、夜中の清掃後にも変わったので
露天がある方を2回入ることができました。

内湯は43℃ほどのちょっとアチチ湯。

ゼリーみたいにぷるんとした浴感の湯が心地よかった〜

露天はゆったり入るなら1人だし
2人がギリギリのサイズの浴槽。

41℃くらいと適温で。

ここもよく見ると青みがかった湯。

陶器の浴槽。

きっとここもリニューアルでできたところなんでしょうね。

もう一つの浴槽へも浸かりに行きました。

この日は夜の3時間くらいだけ露天がない方の湯船だったので
女性のお客さんが多かったのでしょうかね？

いつもだったとしたら女性優勢気味のお宿さんなのかなあと。

ここもまあまあアチチ湯。

でも肌にも馴染む湯で心地いい〜

程なくするとじわじわ汗ばんでくる湯です。

ととのえるスペースもありました。

4月だと夜は特にまだまだ肌寒いから
このととのいスペースも利用しまったりと寛げたのでした。

三朝温泉で自家源泉ということもかなり尊いけど

その放射能泉をすーはーできるオンドルがあるのが
マジで最高です！！！

ここは宿泊しても45分１組3300円するので
ひとりだと割高感がだいぶあるけど
入ってみた結果その価値は大だと実感しました。

高濃度はダテじゃないなぁと。

出た時ヘロヘロになったしその後ぐったり・・・

帰って日常に戻ってからすこんと霧がはれたかのように
からだも楽ちんになったし
肌艶もだいぶ良くなったと実感できたのでした。

改めてすごいなあ・・・三朝温泉の高濃度オンドル。

・泉質：単純弱放射能温泉

・泉温：56.5℃

・pH　6.8

・成分総計：0935g/kg

＊自家源泉で地下、河原２本の混合泉

夜ごはんの時間になりました。

時間は選べたので遅い時間の19時からにしました。

生ビールもあったり
地ワインもあったりとドリンク類が豊富。

日本酒も地酒があって
しかも飲み比べセットもあるのが嬉しいな、と飲み比べに。

・稲田姫純米吟醸

・元帥（げんすい）にごり　冷おろし

・日置桜純米

の３種にしました。

稲田姫はラムネみたい、
にごりは米麹感がしっかりあるけどさらっとしていたし
日置桜も、どれも食中酒にぴったり。

予約時にスタンダードだったりすき焼きプランとかあるけど

どうみてもボリュームがすごそうだなあと思って、、、

一応少なめプランにしたんだけどそれでも結構なボリュームでしたよ。

少しずつあれこれ食べられるのは嬉しいし
おかげでお酒がよく進みました。

地鶏も炊き込みごはんもめちゃくちゃおいしい〜〜

食後は三朝荘オリジナルでバイ職人さん謹製のアップルパイを

これ激ウマ！！！

大山こむぎと大山バターを使っているんだそうで。
芳醇なコクとリンゴの甘酸っぱさが絶妙でした。

一夜明けまして。

おはようございます！

時刻は8時。

朝ごはんの時間になったので
夜と同じ食事のための貸切部屋へ移動しました。

席に着くなりあたたかいごはんとお味噌汁が運ばれてきましたよ。

しじみ汁のしじみがデカい！

和食とはいえ
朝ごはんもボリュームがすごくて

おかずのみなさんも小皿でも種類が豊富だし
焼魚もそして温豆腐にも椎茸やお肉が入っていたりと
バラエティに富んでいました。

ごはんは自家源泉の温泉を使って炊いたもので
つやっつやで真っ白、土鍋で炊いたごはんはお米が立っていて

ほんとおいしい！！！

からだ想いだなあとしみじみ。

西側だけど納豆と温玉があって
わたし好みだなあと思った朝ごはんだったのでした。

湯治色が強い　or　 団体さんいらっしゃいの大箱

三朝のお宿というとこれまではどちらかという印象が強かったけど
ここ数年でオシャレなカフェができていたり
カジュアルなゲストハウス仕様の宿ができていたりして

三朝温泉もだいぶ変わったなあと思います。

今回お世話になった三朝荘は主にカバンのファッションブランドが展開する湯宿で
どんな湯宿なのかな？と思ったけど

三朝温泉と自家源泉を活かしつつも
和モダン、かつ古さと新しさの融合が素敵で
お食事もとてもおいしい湯宿でした。

ご自愛しつつ
ご褒美旅、大人ひとり温泉旅にもピッタリだし
大切な人と非日常空間で心身ともに癒したいという時にもオススメ。

飲泉可能な温泉を使って淹れた
温泉コーヒーをいただくのを忘れてしまったので
次回また味わいに行きたいなーと思ったのでした。

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