「トド寝の聖地で湯に昇天」古遠部温泉 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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「トド寝の聖地で湯に昇天」古遠部温泉

温泉愛好家のみなさんも同じ気持ちだろうし
温泉に入れなくて辛いのはわたしだけではない。

 

十分に理解はしているんだけど
やっぱり温泉が恋しすぎる・・・

一刻でも早くコロナが収束し
行きたい時に温泉に行くことができるという日が戻りますように。。。

さて。

 

去年行ったからんころん温泉をアップしたけど
実はこの青森・秋田旅では
結構久しぶりの名湯とか再出発した湯宿などにも行ったりしたのでした。

 

そういえばまだここにアップしていないけど
温泉マニアさんや地元の方はここの湯をこよなく愛しているファンが多数、
湯に浸かると痺れるほど最高に気持ちいい

 

古遠部温泉 

 

ここをまとめようと思います。

お部屋の様子

実はかれこれ10年くらいぶりの再訪。

日帰り入浴は盛岡に住んでいた頃からのファンで。
なんだかんだで5回来ていました。

宿泊は1回だけ。

何しろ10年前くらい経つといろいろ代わり、
宿泊費も値上げしていました。
それでも十分リーズナブルではあるのですが。

 

お部屋は湯治の宿らしさ溢れた
こぢんまりタイプのお部屋。

でも必要なものは揃っているから不便はありません。

お部屋で少し休憩したところで温泉へと向かいましょう〜!

この日、女性はわたしひとりだけだったので
ゆっくり湯を堪能できるそうで。

うれしすぎる!

 

温泉は階段を降りてすぐのところにあります。

 

以前よりきれいになった気がすると思ったら
やはりきれいになっていました。

そして

ご時世なんですかねえ。
気がつけばここも撮影禁止の張り紙がしっかり貼られるように。

それもかなりキツい言葉で書かれています。

女将さん、そしてご主人に理由を伺いながら撮影許可をいただきまして。
今回撮影させていただけました。

そして撮影禁止にした背景のお話もしてくださりまして。
改めて、撮影禁止にせざるを得なくなる世の中の悲しさも感じてしまった……

ご主人いわく
「ちゃんと撮影交渉をしてくれたらだいたい許可するからして欲しい」とのこと。

誰もいない時、
写り込みがなきよう十分に注意を払えるのであれば許可してくださると思います。

 

***

 

それでは中に入りましょう〜!

温泉

温泉は男女別内湯のみ。

ですがこの湯がサイコーなんです!マジで!

湯量豊富で
ザーザー掛け流し。

湯船からオーバーフローした湯で仰向けにて寝転ぶ、
トド寝の聖地と言われるだけあります。

 

毎分500リットル。本当にすごいなあ。

湯の豊富さ、相変わらず絶好調。

 

美しい笹濁りの湯。
金気臭もしっかり。

コテコテの温泉成分が付着した床。

そしてたっぷりオーバーフローする姿を見ながらの湯浴み。

浸かりながら程なくすると汗ばんでくるけど
去年4月では寒いので小窓あたりで少しクールダウンしたりして。

 

極上湯を食事前、食事後しばらくして、翌朝と
たっぷり湯を堪能したのでした。

最高。

温泉情報

●泉質:ナトリウム・カルシウム – 塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉

●泉温:43.6℃

●pH 6.28

●成分総計:5446g/kg

夕食

夜ごはんの時間になりました。

お食事はこの時はひとりだったということもあり
お部屋のすぐ隣で空いている部屋が食事部屋です。

 

前回も郷土料理、旬のもの、天ぷらがものすごくおいしくて感激したけど
今回もやっぱりおいしくて。

箸が止まりません。

 

天ぷらの揚げ方も絶妙だし温かいままだし
きりたんぽ鍋もしみじみおいしくて。

 

まさに五臓六腑に染み渡る、ということを実感です。

 

あと

酒粕と大根の漬物は女将さんのお手製なんだけど
これが本当に本当においしすぎた…!

あまりにもおいしかったから
女将さんにおいしいから作り方を教えてくださいとお願いしたけど
ものすごく手間がかかっていることがわかり、素人では厳しいなと。

でも女将さん、
手間暇かなりかけたけど結構残されてしまいがちとお嘆きで。
喜んでくれる人がいて嬉しいと仰っていただき、
おかわりをくださいました。

めちゃくちゃ嬉しかったなー。

朝食

お目覚め温泉に入ったあと
朝ごはんをいただきに、夜を同じ場所へ行きました。

野菜、山菜たっぷりで。
ヘルシーメニューが並んでいて
どれもおいしかったなあ。

納豆と山芋、これいい!わたしもマネしようっと。

感想・まとめ

秘湯宿というより湯治宿の雰囲気のお宿。

湯の良さがかなり染み渡り
湯がまず天然記念物レベル。

極上すぎ。

ごはんも絶対お値段以上の内容なのに
2食で1万円でお釣りが来るなんて、奇跡的。

ありがたいなあ、と。

 

ホテル好きな方
温泉も雰囲気重視だとここはキツいかもしれないけど
鮮度よき湯を堪能したいと思う方は刺さるのではと思う湯宿でした。

 

今回も大満足。また行きまーす!

住所 青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-467
tel 0172-46-2533
web
http://www.furutoobe-onsen.com/content2.html
日帰り入浴 大人350円
ひとり泊 可能
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