*一浴玉の肌の湯を存分に堪能*沢渡温泉宮田屋旅館宿泊記 | 現役アナウンサーの温泉専門家 植竹深雪

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*一浴玉の肌の湯を存分に堪能*沢渡温泉宮田屋旅館宿泊記

群馬県にある沢渡温泉。

草津の仕上げ湯とも言われているし
実際沢渡温泉でも言っているけど、

刺激が強い酸性の湯の後に
やわらかくてやさしい湯の沢渡温泉の湯に浸かると
お肌想いだなあと思う……

沢渡温泉って

そういえばまるほん旅館と共同浴場は何度か行っているし、
お宿も湯も龍鳴館と金木には浸かったことがあるけれども、

じっくり他の湯宿を堪能したことがないなあと思いまして。

泊まって沢渡温泉の湯を堪能してみたくなり、

先日宿泊をしてきた

沢渡温泉 宮田屋旅館 

 

ここはOTAの口コミでも高評価だった湯宿サマ。

 

以前は日帰り入浴ができたけど、
コロナ禍の今は、のみ不可です。

 

やわらかな浴感のよき湯をじっくり楽しみ、
お食事もとてもおいしかったので
ブログにまとめようと思います。

 

宮田屋旅館の特徴

♨️多種多彩な湯船で一浴玉の肌の美肌の湯を堪能できる

♨️食事の評価が高くて、センスがよき

♨️バリアフリーにも対応している湯宿

♨️空室があれば土曜祝日でもひとり泊OK(料金も変わらず)

チェックイン

宮田屋旅館のチェックインは15時。
(アウトは10時とお宿でよくある時間)

今は土日しか日帰り入浴ができないところに立ち寄りしたけど
早めにチェックインをしました。

いくつか湯船があり、貸切風呂もあるということを
公式サイトでも予習済み。

 

宿帳書いて。
アサインしてもらったお部屋へと移動しましょう〜

 

😊

 

通路にはコーヒーの機械があって。
有料で、セルフでコーヒーを作るか否かで値段が違うとのこと。

 

 

こちらの湯宿はバリアフリーにも配慮されている湯宿だそうで。

特に階段がしんどいわけではない造りだけど
エレベーターも設置されています。

お部屋の様子

総部屋数は11室。

だけど全部は使用していない雰囲気だったな。

 

シングル仕様ではないからということもあるけど

ひとりで泊まるには十分すぎる広さのお部屋。

窓の外は季節の景色、

素敵なビューだったから、
これで新緑だとか、
紅葉シーズンならば素敵だろうなあなんて思ったり。

ベッドがあるお部屋もあるみたいです。

 

このご時世ですし、
布団はすでに敷いてあります。

そしてそのことについての手書きメモが。

わたし個人としてはチェックインからアウトまで
基本的にお宿の人が部屋に入ってほしくはないので嬉しいけど

でも

お食事中だとか夜に
布団を敷きに来てくれないとイヤっという人もいるのかなあ…

部屋には洗面所もトイレもあるし

アメニティも必要なものはちゃんと揃っています。

 

 

そしてWi-Fiも問題なく、サクサク安定していたので
ワークもできたし、

快適なお部屋だなあ、と思いました。

 

お菓子を食べて、お茶飲んで。

いざ温泉へ。

男女別大浴場

温泉は男女別内湯と露天風呂。

空いていたらいつでも入れる内湯の貸切風呂と
1組1回40分利用できる離れみたいな貸切風呂があります。

 

内湯は2槽式。

湯口のある方がアチチ湯。

そこからもうひとつのところへ
オーバーフローした湯をためて使っています。

 

♨️

 

宮田屋旅館のアチチ湯は、
共同湯や他の湯宿と比べても適温と思える42℃くらいの設定かな、と。

お客さんの声で、あまりにも熱いとの声が多かったことから
湯量をしぼったりして調整されているそうです。

加水なしだけど、温泉の湯温を調整したり、
一時的に貯湯をしているということ、

そして

休館日などは
温泉が通るパイプを殺菌する目的で塩素剤を使用することもあることから、
”循環・濾過”と言っています

 

〜使用することもある

ということで普段は…♡(ごにょごにょ)

 

わたしが行った時
塩素はにおいも、そして塩素特有の浴感も全然感じられなかったな。

 

沢渡らしさを感じられる、やわらかな浴感のよき湯です。

露天風呂へ

それでは露天風呂へと移動しましょう〜

露天風呂は2、3人サイズ。

外の空気にかなり触れるということもあって
しっかりぬる湯。(39℃くらい)

露天風呂は空気に触れず
湯船に湯が直接注がれています。

 

 

ぬる湯だけど寒いとか思わないし
ときどき感じる心地よい風にあたりながら
気持ちよく湯浴みできたのでした。

 

ここ

10月下旬から11月上旬の紅葉シーズンは
素晴らしい景色を愛でることができるみたいだから
その時期に、またつかりに来たいな。

貸切風呂

1組1回、40分だけ利用ができる貸切風呂にも
行きましょう。

事前に予約はできず
チェックイン順で早いもの勝ち。

今は客室も全部使っていないし
土曜、祝日でも満館御礼状態ではなかったけど、

夕食前の時間はやはり人気。

 

早めにチェックインをしたけど
それでも結構埋まっていました。

夕食前の暗くなるギリギリの時間が空いていたので
その時間に。

一旦外に出ます。

 

手作り感溢れる浴室。

ビニールテントのようなのが貼られていて
景色を楽しむことができないけど

なんだか
隠れ家の隠し湯につかっているような感じがとてもよき、です。

 

 

 

実はここの湯船が一番源泉に近いというだけあって、

他のところ以上に
湯の良さをたっぷり感じることができました。

 

すごい。

ここは確かにみんな入りたいし入れないと悲しくなるくらいいいから、
1回のみのシステムは納得かも。

 

湯は42℃くらい。

でも泉質柄じわじわポカポカしてきます。

 

たっぷり保湿、お肌がしっとりする湯。

そして少しとろみも感じられましたよ。

 

ここはマジでいい!
できるならあと1回入りたいと思うくらいよかった。

 

40分があっという間でした。

貸切風呂はもう一つあって。

ここは内湯のみ。

4人くらいは入れるとサイトには書いてあったけど
ゆっくり入るなら2人くらいサイズかなあ。

 

予約なしで
空いていたらいつでも夜通し入ることができます。

内鍵かけられるし
小さいお子様がいても他の方に気を遣わず
家族で湯を楽しみたい時にいいな、と。

 

 

 

温泉情報

・泉質:カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物温泉

・泉温:55.1℃

・pH:8.5

・成分総計:1,13g/kg

夕餉

食事は18時から。

一斉スタートです。

 

食事は部屋とは別に個室だったり区切られていたりしたので
他のお客様を見かけることはありません。

気楽。

 

田舎創作料理と仰る食事は
口コミでも評判が良くて楽しみにしていました。

 

でも

だいたい腹パンになりすぎることが多いから
選べるなら量より質の厳選プランとか品数が少ない方を選びます。

今回もそう。

レギュラープランのほか
健康増進エコプランというのが少しお皿が並ぶのが少ないみたいだから
そちらを選んで予約したけど

大正解。

食が太いわたしでも物足りないとは思わず。

お腹いっぱいになりました。

生ビール(ラガー)からの地酒を。

大盃か貴娘の2択なので貴娘にしました。

 

貴娘酒造の限定酒の咲耶美も好きだし
ゆるりといただきたい時に選びたいお酒で。

食事の邪魔をしない
主張が強すぎないし飲み疲れないタイプの食中酒が
今回の食事ともバッチリ合うなあ。

 

食事も旬菜、山菜、お鍋、じゃがいものグラタン仕立ても…
どれも、しみじみおいしかったです。

 

あとで知ったこと。

多くのお宿で、公式とOTA(じゃらんとか楽天とか)なら
公式の方がやはりお得だったりしがちだけど

こちらの湯宿サマは

公式からの予約だとお鍋が選べるそうで。
(鍋は10月から5月で、それ以外は選べる鉄板焼き)

 

うう、チェックが甘かった。。。

 

おつけ団子鍋、
すき焼きをはじめ

水餃子鍋やポトフ鍋、味噌ちゃんこ、芋煮鍋、
辛口坦々鍋、鴨鍋、酒粕鍋、モツ煮鍋などの他

郷土料理のおっきりこみまであって。

 

迷うくらい充実していたんですよね。

とり鍋もとてもおいしかったけど
選べるなら選びたくなるところで・・・

 

改めて

ちゃんと公式も見て予約をしないといけないなあと。

朝餉

一夜明けて。8時。

お目覚め温泉に入ってから食事処へ。
夜と同じ場所でした。

岸朝子さん著「極上おいしい朝ごはんの宿」で紹介された
朝ごはんに出る薬膳粥もあって。目の前に並べられました。

 

薬膳粥、じわじわ沁みる…

結構量があるので普通のごはんはいらないな、と手はつけず。

 

なめこと野菜がたっぷりの味噌汁も
やさしい味がした切り干し大根も印象に残るおいしさでした。

感想・まとめ

温泉好きに愛されて800年!
隠れた名湯をリーズナブルに、と書かれていた湯宿、宮田屋旅館。

 

✔️沢渡温泉をじっくり堪能したい

✔️郷土料理に舌鼓を打ちたい

✔️リーズナブルだけどお値段以上と感じられる湯宿に泊まりたい

 

そんな方に刺さるのでは?と思った湯宿でした。

 

湯も食事もサービスも、とても沁みたなあ。

施設はどうしても古さを感じるところはあるけど
お値段は内容を考えたらリーズナブル、コスパいいなあと思ったし

リピーターが多いということも
そして口コミ評価が高いということも納得。

 

今度はまた秋に行ってみたいので
リピしようと思います。

もちろん公式から。

 

 

住所 群馬県吾妻郡中之条町上沢渡2163-3
tel 0279-66-2231
WEB http://miyataya.skr.jp
日帰り入浴 *コロナ禍の今は不可
宿泊料金 1泊2食 6980円〜
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