世界遺産の厳島の対岸からほど近いところに位置する
宮浜温泉の高台に佇む石亭。

坂の上から臨む視線の先には、穏やかな瀬戸内海が広がっています。

入り口はそこまで広くないので
規模も大きくないかと思いきや、

とんでもなかった。

中へ進み、重厚感のある扉を開けると
別世界が広がっていました。

重厚なドアを開けるとすごく素敵な空間が
視界に飛び込んできます。

この寛ぎスペースにまず感動です。

美しい庭園と、その先に広がる瀬戸内海、宮島。

美しすぎる絶景を眺めながら

地酒を試飲しまくることが可能です。

もちろんフリー。

飲み比べて自分好みを見つけました。

温泉は庭園を拝めた部屋の温泉と（なぜか写真が見当たらず）
男女別の大浴場。といっても大きいサイズではありませんでした。

宮浜温泉は日本三景のひとつ、安芸の宮島を望む風光明媚な温泉。

無色透明の温泉はラドンを含む、放射能泉。

強くはないので湯あたりするレベルではなく。

万人うけするのでは？と思う湯です。

部屋の温泉の方がヌルトロも感じられ
雰囲気があり、こちらの方が好みだなぁ。

石亭は、広島のあなごの名店うえの の社長が経営しているお宿。

姉妹店になるので、夏場に供される食事はあなご料理中心の懐石でした。

離れのお部屋でゆっくりいただけるお食事は

地酒とともにいただくとどれも美味しくて美味しくて。

至福のひとときです。

ボリュームも結構ありますが
やはり最後のあなご飯はしっかりいただきました。

あなごがしみじみおいしかった。

庭園がここまで素晴らしいお宿は貴重だし
こここそ非日常が揃っている場所。

それがまた明日への活力となるような、
また来れたらいいなぁと思う素敵な湯宿でした。

●泉質：単純弱放射能温泉

●泉温：22℃

●pH:8.8