明日から４連休だけど
コロナ禍で都民は外出自粛・・・＞＜

梅雨も明けそうなのに明けなくて
気分がものすごく

モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ・・・・・・・

こんな時こそ、ここのブログにまとめようと思って放置していたものを
ボチボチアップしましょう、そうしましょう。

緊急事態宣言のちょっと前に行った鳥取〜岡山湯旅。

カニ宿の後は
有形文化財の宿、

奥津温泉　奥津荘に投宿しました。

✔︎足元湧出の鍵湯

これ目当てです。

清潔感たっぷり。

女将さんのセンスが光る素敵な空間。

ここでほっこりのんびり。
ぼーーっと放電するのにもピッタリ！と思いながら

チェックインの手続きと
館内の説明などを受けました。

女子3人旅。

昔ながらの造りの良さを残しつつ
今風の快適さもちゃんとあるお部屋。

行った冬は夜だと結構冷え込んだけど
お部屋はホットカーペットと暖房でポカポカでしたよ。

温泉は名物の鍵湯のほかに

「泉の湯」「川の湯」と名付けられた貸切風呂があります。

事前予約制ではなくて、空いていたら入れるという仕組み。

わたしは、タイル張りの貸切風呂「泉の湯」にメロメロです。

レトロなタイルとステンドグラスが作る空間が
素敵すぎるーーー！

さらにここが一番湯量も豊富でして。

わたしはここがめちゃくちゃ気に入りました。

ここがもう一つの貸切風呂「川の湯」です。

晴れた夏の日は光が湯面に反射して美しいのだそうですが・・・

行ったのは冬。

どんより曇り空でしたので、
美しいお姿は見れず。

そしてそして

なんといっても絶対に忘れてはならない「鍵湯」

津山藩の森忠政公が奥津温泉に浸かったところ
あまりにも湯質のよさに感銘を受けてしまい、
番人をたてて鍵をかけ、
さらに一般の村人などの入浴を禁じたことから「鍵湯」を呼ばれている、

ということが書いてあります。

さ、いざその鍵湯へ。

なんとも神秘的。

聞こえるのは温泉がオーバーフローしている音で
浴室内に響いていました。

湯量は247ℓ/min

湯がかけ流される音が心地よく
さらに嬉しくてテンションもあがります。

浴槽の下には川底のイメージを残し
大きな石が配置されていました。

無色透明の湯はクセがなくてマイルド、やわらかな浴感。

周辺の温泉より熱めに感じました。

ラジウムも含み
ちょっぴり硫黄のにおいも感じられた温泉。

浸かって程なくすると汗ばんでくるけど
石の隙間からぷくぷくと生まれたばかりの温泉を見ていたくて。

出たり入ったりを繰り返し
足元湧出の湯をたっぷり堪能しまくりましたよ。

さらに吉井川によって自然と造られた岩のくぼみを生かし

立ったまま入浴できるほど深さがあった「立ち湯」もありました。

162センチのわたしでだいたい胸の位置くらい。

120センチとのことです。

自然の趣が感じられる浴室に
貴重な極上温泉、

う〜ん　たまらん♡

お食事は事前にいくつかのプランがあって選べるのですが
わたしたちは温泉が使われている源泉鴨鍋プランにしました。

鴨ガラを何時間も煮込んだ出汁にこだわりの鴨を使った鍋は
とても濃厚で味わい深くて、めちゃくちゃおいしい♡

イチオシに従ってよかったなぁとしみじみ思ったのでした。

朝ごはんは、細かな気配りに感激しました。

玉子焼きや焼き魚は
着席後に温かいものを運んでくれるのでした。

そして

ドレッシングもオーガニックな感じがしましたよ。
（写真撮ってこなかった）

素材の味を生かした
素朴で丁寧な朝ごはんでした。

改めて思い出してみると

女将さんをはじめ仲居さんも
程よい距離感がありつつ、
とても親切で心地よいサービスが印象的だったなぁ。

温泉でいれてくれる紅茶やコーヒーもおいしかった。

湯の良さももちろんだけど
ここで働く人たちも素敵だなぁと思った湯宿でした。

●泉質：アルカリ性単純温泉

●泉温：42℃

●pH 9.1