別所温泉 民宿旅館晴山宿泊記|松茸づくしに昇天!予約困難も納得の隠れ家湯宿
長野県上田市にある別所温泉。
古くは「七久里の湯」と呼ばれ、
枕草子にも登場する長野最古の温泉地。
1400年以上もの歴史があります。
☺️
別所温泉には老舗宿からカジュアルな湯宿、
そして共同湯とさまざまなところでよき湯を堪能できるけど
今回はまさに大人の隠れ家、
一度泊まってここのよさを知ってしまうと沼で
OTAの口コミ高評価(じゃらんで5.0)
気づけば度々訪れるリピーターさんになっているという人が続出の
ここをブログにまとめます。
本当はナイショにしておきたいなーと思うほどよき宿だった〜
離れの様子
こちらの湯宿は本館と2年前に完成した離れが1つあって。
1日3組限定の湯宿。
本館も離れも、特に松茸シーズンは本当に予約困難。
松茸シーズンは地元のリピーターさんも多いようで
本館の方が早く埋まりやすいのかなと思ったり。
わたしは温泉がお部屋についている離れが希望だったのでむしろ大歓迎。
なんとか3ヶ月前にギリギリ予約を取ることができたけど、
それでも出遅れた感があったのでした。
じゃらんも楽天も松茸の時期は予約を止めていることが多いので
予約は直接電話のみ、みたい。
それでは離れに念願の宿泊。
一晩お世話になります〜
このお部屋、快適だけど
ちょっと不思議な感じもしたのでした。
玄関入ってすぐに座り心地がいいソファーがあって。
奥がリビングルームのようになっていて
ここにもテレビとソファーがあって。
ダイニングテーブルと椅子みたいなのが置かれているところもあったり。
(ここにもテレビがある)
その奥には寝室のようになっています。
今回はひとり旅ではないのでお布団が2つ。
フッカフカ。
そしてここにもテレビがあるw
そしてふと上を見上げたら
大人はちょっとコワイはしごがかかっていて。
ここをのぞいてみたら
ロフトなのかな?隠し部屋みたいなのがありましたよ。
天井はかなり低いし窓もないので
10月だとちょっと暑めかなあと。
タオルや浴衣など
必要なものは完備されているし、
本もさまざまなジャンルのものが
コンパクトに置かれています。
使わなかったけど
2口コンロがあるキッチンがあったり
1、2泊ならば十分すぎるであろう大きさの冷蔵庫もあって。
素泊まりもできます。
・・・なんか、ここに住めちゃうくらい揃っているなあと。
ただWi-Fiは室内だとちょっと脆弱で。
玄関横あたりのテーブルと椅子に出るとWi-Fiが安定していました。
お茶もコーヒーも用意されていたし
まんじゅう置かれていたので
お茶とまんじゅうをいただいてから温泉へ。
離れに併設の露天風呂
それでは大好物の
お部屋にある露天風呂の湯を浸からせていただきましょう〜
温泉はゆったり入るなら2人サイズ。
屋根があって半露天風だけど
このスタイルなら雨の日でも安心して浸かれますね。
湯は透明で鮮度抜群のよき湯。源泉掛け流し。
別所温泉らしさたっぷり、がっつりめの硫黄臭がぷんぷん。
泉質柄メラニン色素を分解して美白に近づけて欲しいなーと、
たっぷり期待して。せっせとハンドプレスで肌に浸透させます。
小さくてかわいいアヒル隊長と
なんだか祀られている感じの湯口から注がれている湯は
肌にグイグイ沁み込んできて
めちゃくちゃ気持ちいい〜〜!!!
程なくするとじんわり汗ばんでくるけど
出たり入ったりを繰り返しながら
よき湯を存分に堪能して至福のひとときを過ごしました。
ずっと空っぽでお留守だったけど
夜温泉に浸かりながら
そっとのぞいてみたら
シジュウカラかキジバトかわからなかったけど
住人さんがお戻りになっていて休んでいました〜
なんだかほっこり。
本館の温泉
離れに宿泊すると
本館にある貸切の内湯にも浸からせてもらえます。
ということで、
本館の湯も浸かりに行きました〜
貸切風呂は2つあって
サイズがだいぶ異なります。
こぢんまり、小さい方は2人くらいサイズ。
泊まった日はここが一番アチチ湯(43℃)だった。
もう一つの貸切の方が大きめで。ゆったり。
ここは4人くらいで同時に入っても大丈夫そうなサイズ。
湯尻だと41℃くらいの適温。
湯口はアチチめ。
この浴室、開放感があるなあ。
内湯とはいえ大きな窓からのぞく木々が
森の中の隠れ家温泉に浸かっているかのようにも感じて。
ここも気持ちよく湯浴みできました〜
温泉情報
・泉質:単純硫黄泉
・泉温:51.3℃
・p H 8.8
・成分総計:330mg/kg
夕食
時刻は18時。
夜ごはんの時間になりましたので
受付がある建物内のお食事場所に移動します。
夜ごはんは基本的に18時一択、のよう。
入ってすぐのところにドリンクメニューが書かれた黒板があるので
これをみて注文をします。
まずは瓶ビールから。
それではかんぱーーい
\(^o^)/🍻
後に日本酒、喜久盛の純米酒をいただいたけど
食事を出すのにお忙しいのが見てわかったので
瓶の写真を撮らせて欲しいとはいえず・・・
安曇野のサーモンとか鯛とか
ゆきマスのたたきとか
鯉のあらいも
そして地酒の酒粕を使用した銀鱈が出ていて
どれも間違いないおいしさなんだけど
そのあとの、
茶碗蒸し、
土瓶蒸し
すき焼き
酢の物、
天ぷらと
全部に松茸がかなりふんだんに使われていて。
なにこれ、
特有の芳醇な香りが格別だし
味もものすごくおいしすぎる・・・
昇天。
ボリュームもたっぷりだし
そして締めは松茸ごはんとお吸い物も腹パンだけど
食べずにはいられないくらい激ウマで。
これは一度味を覚えてしまったらまた呼ばれてしまうよ・・・
シアワセすぎる夜ごはんのひとときでした。
朝食
朝ごはんの時間になりました。
朝は、8時、8時15分、8時30分と選択できたので
一番遅い8時30分からに。
夜と同じ食事場所です。
宿の朝ごはんでお馴染みの
焼鮭や目玉焼き、そしてひじきなどの小鉢もあるけど
ネギトロやたらこなど
ごはんがよくススムものたちがずらりと並んでいます。
この鶏大根がめちゃくちゃ沁みる味で。
おいしかった〜!!!
ダシがやさしくて。
でも鶏ならではのコクもうまく引き出されていて、絶妙。
ひとつひとつ、丁寧さを感じた朝ごはんでした。
感想・まとめ
ひとりでフラッと予約できるのなら
もうとっくに行っていたと思うけど・・・
湯もよくて
お部屋に温泉がついている部屋があって
お食事の評判がめちゃくちゃよいから
行きたいな
行きたいなと
ずっとずっと気になっていました。
やっと念願が叶い泊まることができて、
すっごくうれしすぎたし
実際期待を上回るほどめちゃくちゃよかった!!!
鮮度がいい硫黄泉を部屋風呂と大浴場でたっぷり湯浴みして
地元でとれた、旬の国産松茸づくしの夜ごはん。
悶絶。
口内幸福の極み。
\(^o^)/
天に召されましたわ。
芳醇な香りのする松茸三昧な夜ごはんがシアワセすぎて
腹パンで胃袋満員御礼でも箸が止まらず。
✅食も湯も妥協したくない
✅客室によき湯の露天風呂が欲しい(離れで叶えられる)
こんな方は特に刺さる宿かなあと。
秋の松茸シーズンの予約はかなり困難。争奪戦。
わたしも3ヶ月前になんとか電話予約で抑えたけど
これでもぜ全然遅くて。
早めにチェックインして
宿でゆっくりと過ごしつつ
旬の松茸を味わい尽くしつつ
離れでよき湯を入りたい時に存分に堪能できる環境で
ここは一度泊まってみて良さを知ってしまうと沼のよう。
リピーター多いの、激しく納得・・・
わたしも実は次の予約も取ってきたし。
離れは1つだけだし
本館にしても客室は少ないから、
ほんとに予約争奪戦なのです。
長野の日本酒って最近特に注目集めていて評判いいのが多いし
(亀齢なんてそうだよねえ、他にもあるけど)
もう少し欲をいえば近くにいい酒屋があるんだから
レアなものも含め、
日本酒のラインナップがもっと充実していたらいいのになーと思うけど
でも、離れに泊まっても松茸シーズンでなければ
1人1マン5センほどと内容を考えたらリーズナブルで。。。
ゴニョゴニョいわずにまた泊まらせていただきます。
山菜も評判いいから山菜目当てでまた泊まりたいなあ。
一晩お世話になりました。
*宿泊料金はカードが使えなくて現金かPayPayのみ
住所 | 長野県上田市別所温泉317 |
tel | :0268-38-2826 |
web |
https://www.seizan-bessho-onsen.com/ |
日帰り入浴 | 不可 |
ひとり泊 | 不可 |