「鹿児島の温泉に行くよ〜」と、
関東住みの知人や友人に（普通に温泉旅が好きレベル）話すと

あ！指宿？　という返答が結構多いんですよね。

そして指宿なら砂蒸し風呂でしょ？と。

もちろん間違いではないけど
それだけが魅力ということでもないのかなと。

改めてちょっとググってみると

・篤姫ゆかりの地で歴史情緒溢れる街

・市内に湧き出る泉源が1,000越え

・1960年のハネムーンブームでは東洋のハワイと呼ばれた

など、いろいろ砂蒸し風呂以外にも出てきます。

そして海岸に温泉が沸き、
独特な温泉文化を誇っているところで。

何かと奥深さが感じられる温泉街です。

☺️

海が目の前。
例外でもなくここもがっつり塩化物泉。

だから個人的には
10月後半の肌寒くなってきた頃〜4月半ばくらいがベストシーズンだと思っています。

ということで、

3月にふと久しぶりに指宿に行きたくなり、行ってきました〜！

今回投宿したのは

指宿温泉 夫婦露天風呂の宿　吟松（ぎんしょう）

ここ、ものすごく久しぶりにリピ。

他にもフェニックスホテルとか秀水園とか、
まだ泊まったことがなくて気になっているところがあったんだけど
行きたい日に空室がなくて……

結局少し前にprecious.jpの連載でもご紹介して。
思い出したらまたわたしも行きたくなってしまったので、再訪しました。

楽天だと他の旅館と評価が変わらず４２〜4.３だけど
じゃらんだと4.７〜4.８とクチコミも高評価。

部類だとハイクラス設定の宿です。

久しぶりに投宿してみて
古さは感じられるところがあるものの
やはりおもてなしや、
あったらいいなぁと思うサービスが素晴らしくて。

人気も納得だなぁ、と。

♨️錦江湾に面し眺望抜群！絶景オブ絶景が楽しめる

♨️貸切風呂や屋上にあるインフィニティー温泉からの絶景温泉が素敵

♨️食事にも温泉を使い、温泉が湧出する温泉卓を使った食事が楽しくて美味

♨️大切な人と過ごす宿という宿のテーマ通り、記念日にもよき

チェックインは15時から。

この日、

部屋風呂でゆっくり過ごしたいなぁと思っていたのと
近くも歩いて湯めぐりしたいなあとも思ったので
15時ちょっと過ぎにはチェックインしました。

わたしはレンタカーを借りていたので車で向かいましたが
エントランス周辺に到着すると
スタッフさんがすぐに出てきてくれて、車を駐車してくださるというスタイル。

荷物だけ持って中へと入ります。

入ってすぐ右側がフロント。

15時を過ぎたばかりなので若干チェックイン待ちして。
そのあとお部屋へとご案内していただきました。

総部屋数77室。

露天風呂がついたお部屋も豊富で
陶器型や岩風呂タイプ、さらに専用の温泉水プール付きもあります。

エレベーターで2階に移動し、
ご案内していただいた201号室のお部屋。

それではひと晩お世話になります〜〜！

和室にツインベッド。

今回はひとり泊なので１つしか使わないけど……

結構前に泊まった時は5階のお部屋だったから
今回の2階のお部屋とは目線が違くて。

海がより近くに感じられる造りだなぁ、と。

Wi-Fi環境もバッチリ。
不自由なく作業できます。

お部屋に冷蔵庫があり
コーヒーもお茶も十分な量があるし、

タオルや浴衣などもクロゼットに用意されていました。

＊大浴場は撮影禁止、許可をいただき撮影したものを使用します

露天風呂付きのお部屋にしてはいるものの
やはり大浴場も行きたくなって。

浸かりに行きました。

まずは2階にある大浴場の内湯から。

カラン周りは、畳（水を弾くタイプ）を使用しています。

掛け湯があって
内湯の浴槽は２０人くらい入っても大丈夫なくらいの広さ。

シャンプー類は、温泉旅館でよく見る馬油のもの。

洗い心地、しっとり。
このシャンプー類って、結構ファンが多いんですよね。

８人くらいサイズの湯船。
笹にごり色の湯。

桜が咲くちょっと前の時期に行ったので
冷気で露天風呂は少しぬるめに感じるけど、適温。

しっとり潤い、ほかほか保温の湯です。

9階には貸切の天空風呂（別途有料）や、
天空の野天風呂があります。

ここはもう息を呑むほどの絶景オブ絶景。

インフィニティー温泉です。

こちらは無色透明。

じっくり浸かっていられるくらい適温で心地よい湯。

５人くらいサイズの湯船。

ぼんやり海を眺めながらの湯浴み、最高でした。

お部屋の露天風呂は、２人くらいのこぢんまりサイズ。

湯船目線でも海を眺めることができます。

湯はちょっとアチチ湯。

出たり入ったりを繰り返し、
外気の冷気にあたってととのって。

はぁぁぁぁあ　シアワセ〜〜！

この日は天気が変わりやすかった……

一時、屋上の野天風呂はダメかなぁと思うほどの天気になったけど、
なんとか入りたい温泉には全部入れてよかった。

夜も早朝も、たっぷり部屋のよき湯を浴びまくり。

日の出も美しかった〜〜！

虫もいないし
快適な湯浴みが叶いました。

豊富なメタケイ酸の恩恵にあずかり
湯上がり後の肌はしっとり保湿ができ、肌の機嫌がよくなったと実感。

・泉質：ナトリウムー塩化物泉

・泉温：75.４℃

・pH 7.２

・メタケイ酸：238.９mg/kg

・成分総計：10010mg/kg

おもてなし。サービスが豊富な印象を以前ももったけど

今回も変わらず。

18時までのお抹茶振る舞いがありました。

丁寧に点てた抹茶がとてもおいしい〜〜！

1階のロビーは海に面しているので
ぼんやり海を眺めながらいただきました。

夜ごはんの時間になりました。

遅い、19時からに。

食事会場はそれぞれ個室となっています。

実はフライングで生ビールを飲んじゃっていたので
すぐに日本酒からのスタートとなりました。

はい。それでは薩摩政宗でかんぱーーい！

＼(^o^)／🍶

かごんまといえば、おなじみなのがきびなご。

今回ももれなくご登場です。

いただいた食事のみなさん。

黒豚の角煮は歯がいらないくらい、トロっとろ。

出汁鍋も絶妙なウマさ。

吟松といえば、の名物温泉卓料理。

目の前では高温の源泉が使われていて、

ここで”砂むし”、さつま揚げをセルフで揚げます。

これが本当に本当に絶品で。

わたし至上最高で
さつまあげランキング１位はここの揚げたてさつま揚げとしているくらい、

めちゃくちゃウマいのです。マジで。

最高最高最高。

朝食の時間は選べたので8時30分からに。

夜と同じお部屋でいただきました。

もちろん温泉卓もフル活用。

旅館の朝ごはんの定番、温泉湯豆腐をここで作ります。

ご飯のお供が豊富な朝ごはん、
朝もおいしいのです。

仲居さんが手際よく作って、よそってくれる温泉湯豆腐。

かなり絶品でした。

しみじみ、この温泉卓って尊いなあと。

そうそう。

朝は目の前の砂浜がカフェとなるサービスをしていて。

コーヒーは一旦砂浜に出て、もらいに行きます。

この日は少し風があったので、
コーヒーをロビーまで運んで、海を眺めながらいただきました。

海の絶景をとことん堪能できる環境、
おもてなしやサービスも豊富だしと

指宿温泉の中でもやはりクチコミが高評価なのも納得。

温泉好きにはたまらない、温泉卓はリピであっても感動しっぱなしでした。

メタケイ酸が豊富な塩化物泉を、
お部屋と天空野天風呂などでたっぷり湯浴みして

お肌もカラダも、そしてココロもご機嫌に。

ひとりでも食事処は個室だし
部屋の露天風呂も最高なのでひとり旅ビギナーにもおすすめできるけど、

ここは宿もうたっているように、夫婦を温める宿づくりをしているので
大切なパートナーとの湯旅にもピッタリかと。

少し古さがみられるところはあるけど
施設は充実しているなぁと思うので、
古さがあっても極上の温泉と絶景を楽しめて、
温泉卓で温泉好きなこころをくすぐられる環境は貴重だなと思ったのでした。