湯西川温泉森の湯ハミングバード宿泊記|1泊7500円〜とお値段以上すぎる宿
どこか温泉に行きたい。
季節を感じながらのんびり露天風呂に入りたいなぁ。
できれば1人1万円以下で
源泉掛け流しの温泉にたっぷり浸かれて
湯宿でその土地ならではのおいしいものが食べたい!
でもビュッフェはあまり好きではない……
とお思いの方。
ぜひこのブログを読んでほしい。
安かろう悪かろうではなくて。
小宿で丁寧、かつ温かなおもてなしが刺さり
温泉は貸切利用できて
ジビエと栃木ならではの郷土料理がとてもおいしいという湯宿が
なんと1泊2食付きで1人7500円!
行きたい
行きたい
行きたーーーいと思い続けていて
やっと去年宿泊してきました。
控えめにいって最高です。
森の湯ハミングバードの特徴
♨️温泉は4つ。全て貸切できて森の中の露天風呂が素敵
♨️湯がとろんとろんで保湿化粧水みたい
♨️小宿ならではの温かなおもてなしやサービスが沁みる
♨️1泊1人7500円というリーズナブルすぎる湯宿
チェックイン
以前日帰り入浴で温泉を利用したことはあったけど
その時にもものすごく素敵な湯宿だなぁと思って。
泊まりたいとずっと思い続けていたものの
こちらは1人泊を受け入れていないところでして。
ダメ元で女将さんに
「直前でもいいので1人を受けていただける日ってありますか?」と尋ねてもNG。
ぐぬぬぬぬ。
コロナ禍でたまたま女将さんがOK出していたのか
1人OKで泊まってきたという情報を目にしたことがあったけどわたしは毎回玉砕。
コロナが落ち着いたらお友達と行こう。
できれば秋の紅葉が見たいので紅葉の時期を狙おうと思って、去年11月に宿泊。
ひとり旅だとか
温泉をガチで好きな友達との旅ではなかったので、早めにお宿入り。
チェックインは15時からだけど
わたしたちは15時ちょいすぎには到着しました。
宿帳を書いて
女将さんにこの日お世話になるお部屋へと案内していただきます。
お部屋
お部屋は全部で7室。
ほとんどが和室タイプのお部屋です。
じゃらんで予約の時に1階か2階かを選択することができたので
1階のお部屋にしました。
お部屋でWi-Fiは使えるけどちょっと脆弱気味・・・
お部屋にいても
まるで森の中にいるかのよう・・・
お部屋の中に冷蔵庫はないけど
廊下に共有の冷蔵庫が1つあって。
そこを自由に使っていいとのこと。
トイレは洋式タイプで
きっと少し前に変えたのかなぁと思しきタイプのもの。
お部屋にありました。
館内の様子
お部屋にはお茶やお菓子のセットがないなーと思ったけど
きっと共有の場所にてセルフでどうぞ、ということなのかも知れないなと。
ピッチャーにはたっぷりの麦茶。
コーヒーやお茶類もここにありました。
貸切風呂の前にはマッサージ機も発見。
(無料)
見ると使いたくなり、
マッサージ機も利用しました。
湯上がり後に使うと
より血流がよくなるのでは、と期待しながらマッサのお世話に。
温泉は貸切風呂が4つ
それでは温泉に入りに行きましょう〜
温泉は今は全て貸切での利用。
鍵がかかっていなかったら入れますよ、という
なんともシンプルなシステム。
今は貸切で全て入れるのが嬉しくて。
まずはここから入りました。
以前確か男性の浴室だったところです。
うっすら黄色がかった湯のように見えるけど、ほぼ無色透明寄り。
露天風呂は使われていませんでしたが
内湯でもゆったり入っても4人くらい入れるサイズで
大きな窓から楽しめる季節の景色とともに
とろりとした浴感の気持ちいい温泉をたっぷり堪能。
家族風呂その①
家族風呂も入りに行きましたよ〜
ここは2人くらいのサイズで
こぢんまりしています。
坪庭風のところが素敵。
ほっこりできる湯船で、ここも好き。
家族風呂その②
ここ、いつ行っても泊まった時は使用されていて。
チェックアウトギリギリくらいの時間で
やっと入ることができたところでした。
とろりんとしつつもアチチ湯。
湯上がり後のととのい休憩できるスペースがよかった〜
雰囲気も素敵だし。
確かにここが人気なの、わかるってなった。
露天風呂がある浴室
なんだかんだ
到着してからも、夜も、朝も、アウト前もと
一番ここにいることが多かった元女性浴室。
6人くらいサイズの湯船。
内湯も42℃くらいとほっとする湯温が心地よい〜
ぬるい露天風呂からの上がり湯としてもよき。
露天風呂
内湯にあるドアから外へ出て、露天風呂へ。
季節を感じながらの湯浴み。
最高。
紅葉狙いだったけど、ほんとギリギリで。
あと1週間早かったらもっと見事だったんだろうなあと思いながらも
やはり森の中で紅葉を楽しんでいるかのような露天風呂で
まったり湯を楽しみました。
37℃のぬる湯、秋でも湯西川は結構肌寒かったので
湯からなかなか出られなかった〜〜
夜はさらにぬる湯で。
湯口付近から離れられないくらいだったけど
でも夜の紅葉も素敵だなーと
ぼんやり眺めながら
とろとろ温泉をたっぷり湯浴みしたのでした。
お肌、かなり磨かれたと実感。
シャンプー類 ドライヤーなど
ナチュラルなシャンプー類。
ヤギのミルクのボディーソープが
しっとりの洗い心地だった〜
温泉情報
・泉質:アルカリ性単純温泉
・泉温:49.1℃
・pH 8.9
・成分総計:227.5mg/kg
夕餉
夜ごはんは18時から一斉スタート。
1階にある食堂でいただきます。
女将さんが漬けた手作りの果実酒がずらり。
気になるけど
日本酒もちらっと見えて、こちらも気になる・・・
オシャレなプレートに始まり
地元湯西川で育った山の幸、川の幸、自然栽培の野菜が使われたものが並びます。
どれも手がこんでいて、美しくて、おいしい〜〜
こちらのお宿の名物、鹿肉のステーキ。
ジビエも登場するんですよ。
事前に知っていたけどやはり目の前にするとテンションが上がる〜
臭みなんて全然ないし
レア感ある焼き方も好み。
やわらかいしソースもピッタリで
めちゃくちゃおいしい〜〜〜
日本酒がごいごい進みましたよ。
この内容で1マン以下。ほんとびっくり!
大きめのグラスにたっぷり注いでくれる日本酒。
望に始まり
結局手前に見える日本酒3種、いただいたのでした。
望が特に好みに刺さったなぁ。
お料理とピッタリ。
朝餉
朝ごはんは8時からの一択。
お目覚め温泉に行ってから
夜と同じ食堂に行っていただきました。
和と洋がミックス。
量も多過ぎず
バランス取れた朝ごはんでした。
感想・まとめ
ずっと泊まりたいと思っていた湯宿。
実際に泊まってみて、ほんとによかった!
以前見た時は5000円台だった宿泊費も
実はじわじわ物価の高騰と共に値上げもしていて。
少し前くらいまでは6600円くらいだったから
7500円の宿泊費は以前から知っている人は値上げ感を感じるのかも知れないけど
今のお値段でも十分、お値段以上なのでは?と思いました。
内容考えたら1泊2食付きで、
貸切風呂を夜通し、いつでも自由に入ることができるし格安かと。
女将さんがほぼワンオペでやっているし
電話の応対や、
ステイ中もときどきそっけないなあと思うところもちらほらあるけど
それでもよき湯を温かなおもてなしと共に提供してくださっているのは
本当にありがたきこと。
近くにコンビニがないのは耐えられない方や
少し古さというか、レトロさがある館内は無理という方だと
この湯宿はもしかしたらミスマッチかもしれないけど
季節を感じ、
自然の中でよき湯をあますことなく堪能できるのは至福だと思ったのでした。
何度か存続の危機もあったそうですが・・・
いつまでもあってほしい。
また季節を変えて泊まりに行きたいな。
住所 | 栃木県日光市湯西川1193 |
tel | 0288-98-0700 *基本女将さんワンオペなのでじゃらんでの予約がありがたいそう |
WEB | http://spahummingbird.net/ |
日帰り入浴 | 不可 |
一人泊 | 不可 |